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　中山金杯とは違って、京都金杯は「枠」がどうしても気になります。
　京都は中山と違って12月開催はなく、11月以来の開催。その11月は最後はＣコース使用でしたが、今回は仮柵なしのＡコースになります。前に行くにしても、差すにしても、特に道中の内、外の利きにくいワンターンの1200、1400、1600ではその傾向が顕著。
　本命候補だったドーブネ、フリームファクシあたりは外すぎる枠を克服できるか？
　展開はセルバーグ、シャイニーロック。２戦連続逃げ切り勝ちのドゥージボン、それにドーブネもすんなり前に行きたいクチでしょう。Ｍペース以下には緩くならず、平均速めの流れ。内＆前優位を意識すれば「Ｈペース」まであるかも。
　◎コレペティトールは前走・元町Ｓ（１着）が全体時計１分44秒２。完全に重賞級の好時計でした。後方から最内インをついた脚といい。また、ここにきて急に増えてきた体が成長とみれば、重賞のここでもハンデ54キロならやれるとみます。もちろん、内寄り２番枠が歓迎なのは言うまでもありません。
　セッションはマイルに特化してきたローテーションに好感。有力馬の中では枠も比較的恵まれました。キャピタルＳ（４着）は下げすぎた感じで、前で攻めれば勝ち負けまで。
　▲セルバーグは開幕週意識の行き切った時の穴候補。他に先に行かれればアウト。
　ドーブネは外枠のロスをどう対処するか。それはフリームファクシも同じ。
　充電を図ったダノンタッチダウン、アンドヴァラナウトは差し展開のある流れで浮上十分。