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2023年京都開催(1回2回3回)を参考にした1回2回京都芝1600m外回りにベストな調教内容は最終追い切りが坂路馬場で4F目最速ラップを踏むことか、トラックウッドチップ馬場でラスト2Fが11.9秒以下のラップを踏むこと。これに次ぐ、ベターな調教内容は追い切り本数が標準以上の併用系統の調教タイプに該当すること。2023年10月22日の三年坂S(3勝)は最終追いが栗東坂路で4F目11.9秒の最速ラップを踏んだ単勝4.2倍(2番人気)が1着でした。 京都金杯の調教適性を探る上では、2回3回京都開催のマイル戦が重要だと判断。3勝Cより上でどんな勝ち馬が出ているか調べると、やはり坂路で4F目最速ラップを踏んでいることが重要でした。また、CWでもラスト1Fが最速になるラップを踏むことが重要だと思います。 ◎セッションは最終追い切りが栗東坂路で4F目12.0秒の最速ラップ。2F24.3秒という後半脚力は抜群ですし、2F目13.9秒から3F目12.3秒で区間加速が1.4秒ある点から、前半ためて先行できれば、最後の直線でしっかり脚を使えるというラップ。4F目最速ラップは斉藤崇史厩舎の狙える追い切りパターンに該当しましたし、1週前追い切りはCWで半マイルから素晴らしいラップを踏んでいます。もう少し内の枠が理想だったと思いますが、スタートセンスの良さですんなり先行することはできると思います。 ○アンドヴァラナウトは最終追い切りが栗東坂路で4F目11.9秒の最速ラップ。坂路のダブル最速に該当していて、1週前追い切りのCW3F36.9秒でラスト3F内でのラップ踏みがラスト1F最速は池添学厩舎の狙える追い切りパターンに該当。調教内容を見るかぎりでは、近走で最も調子が良いと思います。 ▲アルナシームは最終追い切りが栗東坂路で4F目12.5秒の最速ラップ。調教タイプは標準坂路主体で、1週前追い切りがCWで4F51.1秒、2F23.0秒が橋口慎介厩舎の狙える追い切りパターンに該当。1週前追いの併せ先着から最終追い4F目最速ラップも同じく狙える追い切りで前走勝利から間違いなく安定してきました。 △アヴェラーレは最終追い切りが美浦坂路で4F目11.9秒の最速ラップ。調教タイプは標準併用で坂路のダブル最速にも該当しましたし、前走とは違う最終追いですが、豊橋S1着時が美坂での最終追いだったので、自身にとっては好変化といってよいでしょう。 ☆ビューティフルデイは最終追い切りが美浦坂路で4F目12.5秒の最速ラップ。パラダイスSを勝った時の最終追いが美Wなので、美坂は微妙ですが、調教適性を評価しました。 注フリームファクシは最終追い切りがCWでラスト1Fが最速になるラップ。ラスト2Fは11.7秒、11.3秒でしたが、その動きは抜群。以前よりも折り合って走ることができており、このタイミングでマイルなら一変を期待してもよいかも知れません。 注トゥードジボンは最終追い切りがCW。その時計は前走と同じく半マイルでラスト1Fが11.6秒の最速ラップを踏みました。調教タイプが標準トラックなので、坂路の調教要素が重賞好走に足りない気もしますが、前走と同じ最終追いなら軽視というわけにもいきません。
厩舎のミカタ
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