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◎シンエンペラーの新馬戦は楽に好位から抜け出して快勝。前走の京都２歳Ｓはタイトな位置から追い上げてゴール前で差し切りＶ。キャリア的にモマれて惨敗するケースもあったが、馬群の間を怯むことなく伸びてきた。鞍上モレイラ騎手の手綱が光った部分もあったが、ゴール後もまだまだ加速しそうな脚勢。全兄は凱旋門賞馬ソットサス。血統背景から日本の馬場にフィットするか半信半疑な部分もあったが、この高いパフォーマンスは今年の世代では一枚上のもの。舞台は中山二千。１頭取り消したとはいえ、１７頭での争いでゴチャつくシーンは必至。厳しい形を経験した前走のブレない走りが今回に生きてくる。