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13.レガレイラ、新馬戦の推奨理由に書いたようにこの馬にはクラシック級の期待をかけているし、その新馬戦が札幌2歳S勝ちのセットアップを全く相手にしない強い勝ち方だった。二戦目で個人的な評価が今年の牝馬クラシックでいうとドゥーラぐらいのイメージになってしまったが、今回のメンバーでこの馬ほど終いがキレそうな馬がいない。追い比べに持ち込めれば。1.ゴンバデカーブース、前走を見ると距離?だが、初戦の内容からゲートセンスは良さそう。前走も敢えて控えた形で発馬自体は五分。出していけば前に行けた。今の中山の馬場なら変に外は回らない方が良いはず。ゲートの悪い馬や外枠に入った有力馬が多いので、五分に出てある程度脚力がある内枠の馬、バイアス的に評価は下げにくい。(当日13時に出走取消)5.サンライズジパング、セレクトセール時の馬のイメージは兄グランシエロより良く某POGドラフトでは1位をこの馬、2位をレガレイラの布陣で指名していて、血統・馬体などの評価が個人的に高い馬。砂で勝ち上がり、門別のJBC2歳優駿では全日本2歳優駿を完勝するフォーエバーヤングに展開負けの2着と善戦し、新馬戦決め手負けから砂で良いイメージは昨年の勝ち馬ドゥラエレーデと被る。初戦の内容から芝を全くこなさない馬ではなく、坂越えがあるコースも体力面から◎。ゲートも遅くなく、内枠なのでバイアス的にも満足いく背景になっていて”ネクスト・ドゥラエレーデ”を探すなら本馬だろう。12.ディスペランツァ、京都2歳Sは外枠、出遅れて外を回る形になりながら上がり最速…ゴール前は動いて行った分、終い鈍る形にはなったが、勝ち馬のシンエンペラーとそこまで差のない脚力では?と思わせる内容で、オッズ差があるから馬券的には面白い一頭に見える。20日の追い切りが4F51秒1の好時計で見た目にもすごい勢い、”ファントムシーフの下”っぽい雰囲気は随所に見せている。11.ショウナンラプンタ、東スポ杯は発馬出ずスローの流れで終いはジリ詰めたが展開不向き明白の4着だった。その東スポ杯のレベルがかなり怪しいものとはいえ、新馬戦も平均以上のレベルにはあると思うし、この馬なりに順調に調整も出来ている。案外人気もしないようなので、確実に押さえたい一頭だ。9.タリフライン、東京開催初日の高速馬場を外差し、速い上がりで差し切り勝ちは優秀。試金石の一戦だが、距離延長も合いそう。15.ウインマクシマム、お釣りのない調整過程では来ているが、直近の追い切りもかなりガチ目に追っていてここへの本気度が漂う。枠が外すぎるのがネックだが、新馬の前から好素材馬と目されていた馬で一発の可能性はありそう。人気読みにくいが穴はコレ。6.シンエンペラー…前走は直線の進路取りでややスムーズさを欠いたが、概ね流れに乗った勝利。印回すか迷ったが、そこまで人気サイドで決まるレースでもなさそうなので人気三頭の中では評価を一枚落とす妙味的な意味合いで無印とした。(ゴンバデカーブース取消で繰り上げ注印に)
以下印外各馬評。
2.ヴェロキラプトル…道中スローで連勝、枠良く可能性秘めるが、内容の割に妙味薄い。3.アンモシエラ…前走は差し馬向きの流れだったと思うが、番手の競馬から凌ぎ切った。4着ヒロノラメールはエリカ賞で2着とある程度のメンバーなら芝馬が相手でもやれそうな馬。発馬を決めればバイアス的にも侮れないが、3走前にサンライズジパングに完敗。サンライズが人気しないならどうしても押さえとしてはその次点以降になってしまうか。4.アドミラルシップ…初戦はエリザベス女王杯デーに関西遠征で新馬勝ち。接戦ながらもセンスの良さを見せ、2着馬が次走で勝ち上がっているのも評価出来る。ただ追い切りでは未勝利に出走するザソードに先着を許すなど、まだ完成度の点で物足りなさが残り…。7.テンエースワン…初戦からある程度芝こなすイメージはつくし、前走も追い上げ脚は見どころがあった。ただ近2走発馬が良くない。ここを改善しないと苦戦は免れない相手でどうか。8.インザモーメント…決め手はあるが、前走は相手に恵まれた印象が強い。速い上がりも経験していないし、試金石みが強すぎる。良くて押さえまで。9.シリウスコルト…馬場が渋れば間違いなく印を振ったが、そこまで馬場は悪くなっていないのと前走がさすがに多少なりとも評価され妙味が無いと見て無印にした。14.ホルトバージ…紫菊賞はやや見所のある内容だったが、全体的にこの相手だとパフォーマンス低調な印象。見送り賢明。16.センチュリボンド…前走は2着馬の方が強い競馬。水分を含む馬場もハマった印象。決め手タイプでないだけにこの枠だと序盤に脚を使ってしまいそうで。18.ミスタージーティー…初戦の勝ちぶり、血統背景から注目の一頭だがこの枠で初戦の出だとロスが大きい。出していくと甘くなりそうだし、この枠は大きな減点だろう。有馬記念とは訳が違う。
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