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阪神10Rセントカメリア
折り合いさえつけば現級はまず突破可能な能力を持つセントカメリアが得意の小回りコースに出走であれば当然勝負レース。
これまでの戦歴を振り返ると、阪神外回りや東京といった大箱のコースでは大敗し阪神でも内回りになれば強い競馬を見せてくれる戦歴の通りで、小回りでの持続力戦が武器の一頭。
実際に小回りで先行できた下記レースの内容は非常に強い内容です。
5戦前の2勝クラスは超出世レースで、阪神内回りの小回りコースの得意コースで3馬身差の圧勝。このレースは3勝クラスを突破するグランスラムアスク、2勝クラスを突破するジュリアバローズ・ハーツラプソディを相手ですから相手関係も弱くありませんでした。そのレースを先行してラスト5ハロンは58秒9の持続力戦を圧勝。
8戦前のあずさ賞は、セントライト記念勝ち馬のガイアフォース相手に勝ち切りしており、3着馬もエプソムカップ3着のマテンロウスカイと素質馬。重馬場であっても逃げ切り勝ちした内容からも前に行ければ強いことは間違いありません。
元々重馬場で2連勝していたように時計の掛かる馬場でこそのタイプでしたが、7戦前の月岡温泉特別は、高速馬場かつ苦手広いコースでも、次走3勝クラスも圧勝するラーグルフ相手に2着で、馬体重を増やし始めたタイミングで時計も縮めており、デビュー時から既に＋30�圓叛�長を感じます。
上記の通りで、小回りであれば暴走しなければ強い競馬をしてくれますし、近走も崩れたのは広いコースや気性面での問題があった時だけ。また、前走は過去5年でも上位に入る追走力を求められるレースを向こう正面から掛かり気味に捲る競馬をしており、レース全体としては差し決着の前潰れ戦でも崩れずに5着は好走と2走前は出遅れ後方からでも0秒2差まで詰めた内容からも負けた言い訳もつきます。
上記の通りで、阪神内回りコースは絶好とも言える舞台ですから後は折り合いだけ。今回は馬群の中で折り合いを付けて最後まで脚を溜めることができればまず勝てる条件であり、勝負レースとします。
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