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◎6 フィアスプライド〇10 ヒップホップソウル▲2 フィールシンパシー
【先行負荷大・差し負荷大】（消耗戦ゾーン）・ハナに拘りたい馬こそ少ないが、中枠に逃げ・先行馬が集中した枠並びで、外からコナコーストもプッシュするカタチとなれば、意外にも隊列が決まるまでに時間を要しそう。ペースとしては遅めでも、牝馬が息が入らないカタチで冬場の中山マイルを押し切るのは厳しいので、中団で脚を溜めた馬が直線で一気にギアを上げて差し脚を伸ばして強襲するレースを想定。
【評価馬】・中団で脚を溜めて、直線で一気にギアを上げて差し脚を伸ばす競馬が見込める馬→フィールシンパシー、フィアスプライド、ヒップホップソウル
【軽視馬】・追走負荷の大きい先行を強いられる可能性が高い馬→サーマルウインド、サウンドビバーチェ、コナコースト
◎6 フィアスプライド
前走府中牝馬S（4着）推奨馬。レースでは、ディヴィーナが後続を離してスロー逃げを打ち、後方待機勢にとっては減速することなく末脚を伸ばし続ける必要があったが、大外枠にも関わらず外のルージュエヴァイユに前に行かれてブレーキを踏む不利を受けた。距離延長ローテの分もあってラスト1Fは脚色が同じになってしまったが、これで0.1秒差ならば牝馬重賞レベルだと能力上位であることは明白と言えるだろう。同舞台で後方一気のカタチで好走しているが、今回はルメールJで相応の位置を追走しながら同様レベルの終いの差し脚を伸ばせそう。巡行質になりにくいレース展開なら、安定して高いパフォーマンスを発揮できることが証明されているので、オッズこそ前走比較で厳しいものの勝ち負けまで期待して本命視したい。
〇10 ヒップホップソウル
2走前紫苑S（2着）でのマイル質の厳しい流れに乗せて押し切りまであった内容を見るに、1600 mへの距離短縮は非常に良いとみている。前走秋華賞（9着）は、ドスロー決め脚勝負を後方追走で出番ナシ。レベルに疑問が残る3歳勢ではあるが、条件としては整っているので評価したい。
▲2 フィールシンパシー
本来、中山で立ち回り性能の巧さを活かしながら持続的な末脚を伸ばすタイプではあるが、前走紅葉S（1着）では、巡行質の東京マイルでの決め脚比べで勝ち切った。これまでのイメージとはズレる勝ち方だった辺り、地力面で成長を伺える内容として評価したい。本質を活かせる中山内枠替わりになれば、更に前進があってもよいとみている。
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