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　シャフリヤールは残念ながら回避となったが、日本馬だけでなくヨーロッパからの遠征馬にもG1勝ち馬がいる中で、タイトルこそG3までだがウエストウインドブローズを狙ってみたい。

　今年夏には英・エクリプスSで3着。さらに秋にはオーストラリアに遠征して、ターンブルS、コーフィールドCでともに惜しくも2着。特に2400mのコーフィールドCでは、直線半ばで一旦は先頭に立ってほとんど勝ったかと思えるようなレースで、のちにメルボルンCを制したウィズアウトアファイトにアタマ差先着されただけ。G1勝ち馬にも等しい能力と思われる。レーティング的にも人気にならないのなら馬券的におもしろそう。ただ前走豪・チャンピオンSで9着に敗れ、そこから1カ月の間隔で立て直しているか、それとも落ち込んだままか、気になるところ。

　日本馬ではアルゼンチン共和国杯を勝って臨むゼッフィーロに期待する。

　3歳牝馬ウォームハートは、ヨークシャーオークス、ヴェルメイユ賞と英・仏でG1を連勝し、さらにアメリカに遠征してBCフィリー＆メア・ターフで2着と底を見せていない。この3頭の勝負。