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福島ダート1150ｍは、芝の部分を長く走れる外枠の先行馬が有利だと有名ですが、もう一つ、有利なことがあります。
それは、1枠の馬が最内をタイトに回ってくることで距離ロスを防いで、差してくるという穴パターンのことです。
このコースは1200ｍよりも1000ｍに近いレース質のため、なかなか差して来られませんが、最内枠の差し馬だけは届きやすいのです。
このレースは逃げ先行馬が揃って、内枠の差し馬に出番が回ってくることでしょう。

◎1.ナンヨープランタン
この馬は福島ダート1150ｍを得意としていて、過去2戦はいずれも上がり最速をマークしています。前々走と4走前はそれぞれ6着、4着と僅かに届いてはいないのですが、当時は13番枠と11番枠と外枠でした。
今回の最内枠は絶好枠です。
3着に届くまでの約0.3秒差を、コースロスをなくすことで埋められるでしょう。
なお、福島はスパイラルカーブを採用しているため、馬群がバラけて内からでも捌きやすいことも最内枠有利の要因です。

◯2.オンザダブル
オンザダブルも1枠で狙い目です。
前走に関しては勝ったアームズレインの力が抜けすぎていて、3F通過33.5秒のハイペースを先行しても後続が差せないラップ（ラスト2Fが12.4-12.5）になりました。3着と0.3秒差ならそれほど負けてはいません。
2勝クラス勝ちの時は、3F通過34.5秒のハイペースに。この流れを苦もなく追走できていたので、ハイペース必至のここでも追走負けはしないでしょう。
配当が確保できるようなら、この2頭から購入するのもオススメです。

▲12.エコロアイ
エコロアイは福島ダート1150ｍで1.2着と連続好走してきた馬です。
前走で3勝クラスにも目処が立ちました。
8枠なので、砂を被らないで先行できそうな点が買いたくなる要素。番手からでも問題のない馬です。
ハイペース必至のここは、逃げられなければ脆いようなタイプは狙いにくい。

△8.イスラアネーロ
イスラアネーロは前々走、スタートひと息で砂を被ることになりましたが、最後まで伸びて惜しい3着でした。この手の、先行できつつ砂を被っても問題のないタイプを狙っていきたいところ。

△11.ユスティニアン
ユスティニアンは2.3走前、砂をモロに被りつつの好走です。
好走こそしているものの、砂被り自体は嫌がっているように見えたので、砂を被る危険性の低い11番枠も良いところでしょう。

5.ウラカワノキセキはレースを振り返ってみると、外枠だったり先行したり、砂を被らないレースしかほぼしていませんでした。行ききれず砂を被った時に危ういと考えて、1番人気でも軽視します。