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新潟11R ルミエールオータムD（L）

◎14 カイザーメランジェ
〇16 アジアノジュンシン
▲7 マイヨアポア
△17 クムシラコ

【先行負荷大・差し負荷大】（消耗戦ゾーン）
・雨馬場×強風コンディションでの千直競馬。内枠に先行したい馬が揃ったことで、セオリー通り外ラチへと寄せる入りが想定されるが、前半で無理な先行をした馬達は軒並み止まることになるだろう。道中は外ラチ沿いで脚を溜める競馬から、進路ができるまで追い出しを我慢して、ラスト1Fで一気に差し脚を伸ばして来られる馬を評価したい。

【評価馬】
・道中は外ラチ沿いで脚を溜めて、ラスト1Fの進路が確保されるタイミングで追い出し、差し脚を伸ばす競馬が見込める馬
→マイヨアポア、カイザーメランジェ、アジアノジュンシン、クムシラコ

【軽視馬】
・内枠から無理な先行競馬を強いられる可能性が高い馬
→トレンディスター

◎14 カイザーメランジェ

　8歳にはなるが、6走前春雷S（5着）、5走前函館SS（4着）のレース内容からも、消耗質展開になれば十分戦える水準を満たしている馬。特に、5走前函館SS（4着）の終いのノビは、このメンバーに入れば威張れるもので、能力上位の評価を与えても良い。加えて、実に4年ぶりの千直参戦となるが、今の千直のレベルは4年前よりも大きく落ちている点がポイント。本質とはズレるスピード質の千直競馬の中、全盛期のライオンボスと大きな差が無い競馬ができていた実績を踏まえると、ここで最上位評価を与えるだけの資質を秘めていると言える。千直の名手菊沢Jを背に、消耗質展開・タフ馬場を味方に付けて激走が叶うタイミングとみた。

〇16 アジアノジュンシン

　前走飛翼特別（1着）では、3列目外ラチ沿い追走から鮮やかな差し切り勝ち。今回は、前走ようなラチ沿いガラ空きという温い状況にはならないだろうが、再度外枠を引いて、千直でも我慢して追い出す競馬が光る永島Jを手配しているので、好走条件としては整っている。

▲7 マイヨアポア

　母エバーローズ譲りの千直適性の高さを引き継いでいる馬。前走稲妻S（1着）では、津村Jの神がかり的なエスコートに導かれ、5番枠から外ラチ沿いへと寄せる進路取りからバラけた馬群を割って差し切り勝ち。本質的に軽いスピード質の千直が向いているとみているので、馬場対応がカギとなるが、好走条件の立ち回りが見込める馬も限られるため、評価する必要がある存在。

△17 クムシラコ

　前半でどれだけポジションを落とさないのかがカギではあるものの、不良馬場の千直はドンピシャ条件。8枠を引いたことでチャンスの目が出てきたため、印を回しておきたい。