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東京9Rクールミラボー

前走レパードステークスでもその素質を評価して本命にしましたが新潟のような小回りコースでは全く本領発揮できなかったので広い東京を待ち焦がれて2か月で遂に出走してきたので当然勝負レース。

クールミラボーの魅力は何といってもその末脚。3走前東京2100m戦で記録した上り35秒8は、復習でも述べた通りで現役最上位級。この上りは、東京2100m戦の過去5年稍重馬場では3番目に速く、良馬場込でも5番目に速い時計で、この末脚以上の末脚は3勝クラス以上でしか計測されておりませんし、過去このレベルの末脚を何度も記録したウシュバテソーロやディクテオンがその後出世したように能力は見極める上で極めて重要な要素です。加えて、スローの瞬発力戦でなく、勝ち時計は稍重馬場では過去5年で5番目に速く、上位4レースは全て3勝クラスですから価値ありですし、ラスト3ハロン12.5-12.3-12.2の加速ラップを逃げ馬が離して競馬する展開を上り2位馬よりも0秒8も速い時計で差した末脚は驚異的。また映像からもスタートしてから終始外5頭目を回し続けて、３〜４コーナーも大外ぶん回しのロスがありながらこの末脚ですからまず強い。そしてそのレースで負かせた相手は、レパードＳで3着、2勝クラスを圧勝ですからクールミラボーも2勝クラス突破は順番待ちであることがわかります。

2戦前は2着に敗れたものの、どうしても右回りでは手前が変わらず加速がスムーズではないことが弱点としてありますが、それでも上り最速の2着ですから評価可能。

今回は待望の東京2100m戦ですし、本領発揮できるものと考えます。また1人気濃厚馬が京都12Rにいってしまったことからオッズ低下が懸念されますので3連単頭固定の相手として狙いたいのは現級東京2100m戦でも上位の存在で前走久しぶりを叩いてから2戦目となるキングサーガ、広いコースになるとまるで走りが異なるメイショウカゲカツを中心に馬券をくみたいと思います。