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　前走９着の◎コパノパサディナはスタート後に大きくつまづいてバランスを崩すアクシデント。その後は何とか集団について行ったものの、直線は今後のことも踏まえて鞍上が無理をしなかっただけ。全く力を出し切れておらず、度外視していい内容だ。２番手から後続を突き放した２走前の内容や、オープンでも好走した実績から、現級は間違いなく通用する器。じっくりと立て直して仕上げにも抜かりはないだけに、ここは一気に浮上する。枠もごちゃつかない外枠で、力を出し切れずに終わる可能性は皆無だ。

　相手本線は○ロジヴィクトリア。久々＆昇級初戦の前走では上がりメンバー最速の脚を使って小差の２着と即メドを立てた。決め脚は現級でも楽に通用する。２走前には当舞台で勝ち鞍があり、上積みの見込める今回はさらにパフォーマンスを上げてくるはずだ。やや乗り難しさのある▲バルミュゼットだが、２走前から着用しているブリンカーの効果は確実に出ている。癖を知る鞍上ならもうひと押し利くイメージも湧く。