netkeiba

　クオレスに自信の本命を打ち込む。初芝の前走2着が素材の良さを感じる内容だった。スタートから振り返ると、まず初速が◎。フットワークも短距離馬らしくピッチが利いて、未勝利レベルとしては十分なバネを感じさせた。2番手の馬が外に出して、内から3列目と外を回っての先行策。小さいように見えてこの差は大きく、4角で膨らむシーンもあった。タイム差なしの接戦を演じたミニマルデザインと再戦となるが、素材的にはこちらが一枚上だ。
　今週の追い切りは美浦Wで3頭併せの真ん中に入れて、6F84秒3―37秒9―11秒8。馬なりのままでのフィニッシュ、全体時計の負荷、ラストの数字と、中1週としては十分な密度のケイコができたのではないか。内めの3番枠も好印象。好位から鮮やかに抜け出す。
　相手として面白いのが○アララララ。前走11着は1400ｍで前半3Fが33秒8と、未勝利としては明らかにオーバーペースの逃げ。2走前の2着は時計が遅いこともあり甘く見られるかもしれないが、勝ち馬オーキッドロマンスは続くカンナSも連勝している。血統的や馬体からも重たいタイプではなく、時計の短縮も問題ない。