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◎オーロイプラータ

広い阪神は、オーロイプラータにとって最も差しやすい舞台であり、昇級して流れ速くなり、内に絶対に包まれたくないジャスパーグレイト、テーオードレフォンがいるなら前半はある程度ポジション争い激化＋捲りまで想定されるので、ここは差し切りに期待。

オーロイプラータの武器は何といってもその末脚。広いコース＋差し決まる流れであるなら確実に脚を伸ばしてくれるのが魅力の一頭です。

前走こそスタートで大きく躓いて全力で走れずでしたが、まともに走れば勝利した2勝クラス、1勝クラス、未勝利戦のように秀逸な末脚を見せてくれます。

未勝利戦は同じ阪神で上りを2位馬よりも2秒速い別次元の末脚で勝利

1勝クラスは、２〜４着が全て1.2番手という超前残りレースを一頭だけ上り1秒以上速い末脚で大外から差し切るとてつもない末脚

2勝クラスは初の古馬とのレースになりましたが、上りも2位馬よりも1秒3速く、着差も7馬身差。流れが向いたとはいえ他馬が止まっているような末脚

上記の通りで、末脚の能力は一級品ですが、小回りコースになったり、先行馬でも速い上りを使えるような脚抜きのいい馬場になると厳しいのが弱点。3戦前は京都の前が残る後傾ラップ戦で後方からでは物理的に届かず、4戦前は不良馬場で最後方から大外ぶん回し＋加速しづらい中山であることからも良さが発揮できませんでした。

他馬が上り38秒〜39秒になるようなレースでも一頭だけ上り37秒台の末脚を出してくれるのが魅力であり、今回は内に被されたくない馬が揃ったことからもある程度流れる展開になることが想定されるのでここは末脚に期待。

相手には、広いコース＋良馬場でなければ走らないプリモスペランツァが筆頭。