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◎マスクトディーヴァ

過去10年のうち阪神開催の７Rでは上がり３F最速を記録した馬が3-3-0-1。馬券圏内に入った21頭中14頭が上がり３以内、19頭が５位以内。３歳牝馬限定戦というレース特性と阪神1800Mのコース特性が相まって、かなり極端な傾向が見られる。シンプルに上がり最速もしくは３位以内を出しそうな馬を予想することが好結果に繋がりそう。

マスクトディーヴァは前走１勝クラス戦の勝ちっぷりが強烈だった。中団追走から直線大外に持ち出されるとグイグイ加速、ラスト200Mの標識で前をとらえた後も末脚衰えず、２着に２馬身半差、さらにその２着馬が３着を３馬身半離した。スワンSなど重賞３勝を挙げた祖母ビハインドザマスクを思い出させる強烈で重厚な末脚だった。

ひと息入れて夏を越したここは坂路での最終追切で54.3秒、ラスト12.8-12.2秒の加速ラップを余裕十分の手ごたえで記録、態勢は整ったと見える。

〇ブレイディヴェーグ

前走はまず１勝クラスで勝ち時計1.57.9が破格だし、ラスト３F11.7-11.2-11.3の速い流れで、持ったままで前をとらえて後は離す一方だった勝ちっぷりも圧巻だった。事前に栗東に入り、最終追切ではルメール騎手が騎乗し盤石の仕上げ。軸不動か。

▲ラヴェル

差し追い込み決着のオークスで先行して４着は強い競馬で、最後１Fでパッタリ止まっただけに距離短縮によるプラスは大きいだろう。能力上位だし、リフレッシュ明け初戦もプラス。

☆ユリーシャ

リフレッシュ明けの前走は10着と着順は大きいが、３勝クラスで着差0.6秒差なら悪くない。叩き良化型の厩舎。グレーターロンドン産駒の芝1800M距離延長ローテは好成績。