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◎ライオットガール

前走は牡馬相手の3勝クラスだったが、ハンデ戦とはいえ４着と好走した。

近走で同クラスでの好走経験のある馬が複数頭居るレベルの高いメンバーの中で、最後まで伸び負けせず、５着以下には差をつけた内容は非常に濃い。

7月の時点で3歳馬がダートの3勝クラスに挑戦するケースは稀だが、好走となるとさらにその数は少ない。

ダートは芝と比べてクラスの壁が顕著にあると思う。

そういう意味でも3歳牝馬が混合の3勝クラスを好走したことは高い評価に値する。

今年は2勝クラスを勝ってここに挑む馬はおらず、オープン実績のある馬もごく僅か。

完成度と充実度で一歩リードしている感があり、春先からの激変を考えると、まだまだ成長の余地が見込める。

◯ミスティックロア

前走は馬場を考慮すると大幅に時計を短縮しており、まだキャリア3戦なのでさらに伸びしろがあるはず。

血統的には平坦の左回りの方が向いている可能性があると見ており、対抗評価とした。

▲ルクスフロンティア

2走前は今回人気しそうなクールミラボーに惜敗したが、あの時は直線の長い東京だった。

左回りでは安定しており先行力もあるので、発馬に難のあるクールミラボーよりも高い評価とした。

☆クールミラボー

キャリア全てで出遅れているのはどうしても懸念材料になる。

それでも脚力自体はメンバー随一と見ており、軽視はできない。

△オメガギネス

前走はとても届きそうもないポジションから1頭だけ違う脚で粘る前の馬をとらえ切った。

順調さを欠いたため休養明けでの重賞挑戦となるが、能力はかなり高そう。

△エクロジャイト

中央ダートのオープンで結果を残している唯一の実績馬。

前に行ければ確かなしぶとさを見せるので、スムーズな競馬ができれば当然怖い存在となる。