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出走馬17頭中G�鞠呂�8頭とグランプリらしく豪華メンバーが揃ったが、イクイノックスの一強は揺るがないとみる。
しかしこれでは高配当は期待できないため、イクイノックスの相手は一頭に絞って馬券を組み立てたい。
基本的にはデータを用いた予想は行っていないが、今回に関しては過去の傾向を踏まえて予想をしたい。
過去10年を振り返ると8枠の馬が7勝と圧倒的な数字を残しているが、これについては素直に真に受けられないデータであると捉えている。
理由としては、いずれの馬も既にG�気念貭蠅亮太咾鮖弔靴討�り、それに唯一当てはまらないラブリーデイは直近半年の間に重賞を3勝もしていたため勢いがあった。
今年8枠に入った3頭はいずれもG�擬太喃呂任呂△襪發里痢�近走は精彩を欠いている。ドゥラエレーデについては、UAEダービーから日本ダービーというローテーションでスタート直後落馬しているため、勢いがあるとは言いづらい。
また、頭数にも注目したい。
宝塚記念はフルゲート割れになることが多々あり、手頃な頭数となった年ほど8枠の馬が結果を出している。
今年はフルゲートの17頭。外枠の強みを生かす競馬をするのは難しいだろう。
そしてもう一つ注目したいのが牝馬の活躍だ。
過去10年で馬券に絡まなかった年は2018年のみで、複数頭絡んだ年すらある。
これについても、やはりいずれもG�気納太咾鮖弔靴討�た馬だが、中長距離のG�気任海譴世洩毒呂�活躍しているのは理由があるはずだ。
あくまでも仮説ではあるが、ローテーションの違いによる消耗度が影響していると考えている。
牡馬の場合は毎年、前走で天皇賞・春を使ってからのローテーションの馬が一定数いる。
3200mのG�気箸いΕ織佞淵譟璽垢鬚靴疹紊法�5ハロン短縮によってペースの違いに戸惑うケースがあるのではないだろうか。
しかし牝馬の場合、天皇賞・春を使う馬は少ない上に、大阪杯はもちろん、ヴィクトリアマイルなどの選択肢がある。
相対的に距離延長となる馬が多くなり、レースの流れに乗りやすいのだと思う。
ヴィクトリアマイルについては、一線級の牡馬と互角に戦えるような牝馬であれば多少距離不足でも使われるケースがよくある。
短い距離を一度叩いたうえで、本来の適性距離を走れるというのが好走要因ではないかと考えている。
宝塚記念は内回りで先行有利ということも踏まえると、これらの仮説に説得力が出てこないだろうか。
◎イクイノックス
デビュー戦を勝って以降、馬の成長に合わせたローテーションで大事に使われてきており、走るたびに課題を克服してみせてきた。
前走は初の海外だったが長距離輸送をクリアし、レースでは初めて逃げの手に出て圧勝してみせた。
脚質に幅ができたことだけでも収穫だったが、それまで関西への輸送すら経験が無かったことを考えると、俄然弱点が無くなり心身共に完成の域に入ってきた印象だ。
どの角度から分析しても凡走は考えづらく、アクシデントが無ければ勝利は確実とみる。
◯スルーセブンシーズ
3歳の頃は馬体重の維持に苦しんでいたうえ、毎回発馬で後手を踏むなどレース内容が荒削りだった。
しかし、4歳になった頃からは発馬が幾分安定し、馬体にもボリュームが出てきた。
今年は得意の中山で連勝。道中スムーズに上がっていく競馬ができており、5歳になった今でも成長著しい。
元々素質の片鱗をみせていた馬がようやく本格化してきた印象で、内回り向きの走りにも好感が持てる。
G�擬太咾匹海蹐�まだ牝馬限定のG�靴鮠，辰燭世韻凌箸任呂△襪�、血統背景からもこの舞台は向いているはず。
栗東滞在で調整されている点もプラスで、今回おそらく中団で競馬をするイクイノックスをマークするポジションを取ることができれば展開利が見込める。
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