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　前走G2金鯱賞で重賞初制覇を果たし、上昇気流に乗っての参戦となるプログノーシス(牡5)や、昨年暮れのG1香港カップで2着に入り、高いシャティン適性を実証済みのダノンザキッド(牡5)もそれぞれ魅力的だが、日本勢で一番馬券を買ってみたいのはジェラルディーナ(牝5)だ。父は香港でG1・3勝のモーリスで、群を抜いたシャティン適性を秘めている可能性のある同馬。昨年秋のG1エリザベス女王杯で2着に退けたウインマリリンが、その後G1香港ヴァーズを制していることを考えると、この馬がここで大パフォーマンスを見せても不思議ではないはずだ。

　ただし、馬券の軸という意味で信頼度は、地元・香港の代表格ロマンティックウォリアーの方が数段上だろう。G1・2連勝を果たしたオーストラリアから、直接香港入りした英国調教馬ドバイオナー(騙5)も、馬券の対象となりうる馬だ。

　7頭立てだけに、オッズを精査しつつ、買い目と金額を吟味する必要がありそうだ。