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　今年の香港国際4競走の中で、もっとも固く収まりそうなのが、ここだ。

　軸は、史上2頭めとなる香港マイル3連覇に挑むゴールデンシクスティ（セ7）で決まりだ。19年9月から21年12月にかけて16連勝という快進撃を見せた後、今年1月のG1スチュワーズCで2着に敗れ連勝ストップ。続くG1香港ゴールドCでも3着に敗れた時には、この馬の時代も終焉かと思われたが、その後はG1チャンピオンズマイルを含めてシーズン末まで2連勝し、鮮やかな復活を遂げた。今季初戦となった11月20日のG2ジョッキークラブマイルでもきっちりと勝利を収め、7歳にして健在なところを示している。

　ゴールデンシクスティを逆転する可能性を秘めた唯一の馬が、この路線の新興勢力であるカリフォルニアスパングルだ。G2ジョッキークラブマイルでは、ゴールデンシクスティのクビ差2着に健闘。そこからさらなる上昇があれば、ゴールデンシクスティを王者の座から引きずり降ろしても、おかしくはない。