netkeiba

[印]
◎1リュウノユキナ
△4ダンシングプリンス
▽16モズスーパーフレア

[見解]
本命リュウノユキナの７走前ジャニュアリーＳは強風の影響もあって外差し有利のシチュエーションでしたが、そこで最内枠から先行して楽に抜け出して後続に1秒差を付けるという圧巻のパフォーマンスを見せたのがコノ馬でした。
直近２走は勝利から遠ざかっていますが、２走前東京盃は差しが利く馬場で内で詰まる不完全燃焼敗戦で、前走ＪＢＣスプリントは不向きな距離千四と不利な最内枠競馬でのワケ有り敗戦で、共に評価を下げるべき負け方ではありません。
昨冬に最高のパフォーマンスを見せた中山ダ1200mコースに戻りの今回は大きな期待ができる局面と見ます。

対抗ダンシングプリンスは昨年カペラＳ３着後の回顧文で『…「初戦はヒザにダメージが残り、レース後はダクも踏めませんでした。２戦目は爪の不安があり、３戦目はやや夏負け気味。当初は体質の弱さが気掛かりでしたね」という陣営談話の通り、レースでの反動･疲労面には注意を払わねばならない馬ですが、単純なスピードについては転厩初戦から一貫して一級品。今後も大事に使われる限りはこの路線では崩れないはず…』と記しましたが、その次走大和Ｓは初の関西遠征競馬で大きく馬体を減らしてのワケ有り凡走を喫しました。
とにかく体調万全で出走できさえすれば当路線でトップクラスレベルの馬ですが、今回も脚部不安明け初戦で休養前よりは調教をこなせていない点で全幅までの信頼は置けぬというこの評価に。

３番手モズスーパーフレアは快速スパイツタウン産駒らしく、溜めて良い脚が使えるタイプではないので、Ｈペースでもスピードを前面に押し出す形でこそ高いパフォーマンスを出せるタイプ。そういう意味では前者の競馬になったＪＢＣスプリントよりも中山1200mコースで更にという期待はできますが、その一方で冬場に良績乏しい馬で調教の動き的にやや下降線が見られる分でこの評価まで。

≪単複◎、馬連◎→△▽≫