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　ダービーといえば東京の長い直線での決め手勝負が魅力。2歳で出会って恋したキズナくんのダービーの直線での走りは今でも思い出すだけで涙がでそうです。

　実際ここ10年の日本ダービーの勝ち馬は10頭中9頭が上がり2位以内で勝利。

「最後の直線を制するものがダービーを制する」

　ハイレベルといわれ、3冠すべての勝ち馬がかわった昨年も、ダービーを制したのが末脚自慢のマカヒキ。さらに、近3年は皐月賞での上がり最速馬がダービーを勝っていました。

　今年のダービーに出走するメンバーの中で、皐月賞の上がりがもっとも速かったのはレイデオロ。皐月賞ではとどかず5着でしたが、東京に替わることを喜んでいるだろう1頭です。絶好調の鞍上にも期待。

　2番目はペルシアンナイトです。また、過去10年別路線組でダービーを制したキズナ、ディープスカイ、ウオッカも末脚自慢の子達。そこで別路線組みでは前走上がり最速を出しているサトノアーサーとアドミラブルを重視します。