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ディープインパクト、トウカイテイオーを筆頭格に、例年、世代最強クラスが一里塚としてきた出世レース。ヴァナヘイムがその素質馬の筆頭かというところ取り消し。インウィスパーズに印が厚く集まるのはヴァナヘイムの取消による急遽のスライドというケースが大半とみられる。確かに前走の上がりに重賞級の切れ味を見せており、素質は確かだが、レースぶりにフワフワした不安定なところも見せていて、ヴァナヘイムほどあてになる軸でもなさそうだ。そこで最も買いどころとしての魅力がありそうなのはアダムバローズか。京都２歳Ｓで２着したヴァナヘイムから１秒６離されて殿負けしているが、競りかけられての前つぶれに泣いた。前走も先行できず流れ込みに終わっている。少頭数で人気馬が２列目にこだわってマークを集めるならハナがあってよく、巻き返せる展開がある。シャイニーゲールもインウィスパーズと互角以上の買いどころがある。前走は重馬場で切れ味のそがれる条件。トータルの時計は参考外のレベルで遅いが、４角出口で仕掛けたところでレースラップが11秒台に突入している。この馬は２番手から抜けだしており、ここで使った脚は11秒台前半と鋭い。３連単◎○-◎○=▲△の８点