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　ラッキーバブルズは1年前はまだ条件戦を走っていて、重賞初勝利が今年4月のG2スプリントCという上り馬。続くG1チェアマンズスプリントプライズでは惜しくもクビ差で2着に負けたが、その相手がオーストラリアでG1・4勝というシャトークアなら、むしろ世界でも通用する能力の高さを示したといっていい。前哨戦のG2ジョッキークラブスプリントではノットリスニントゥーミーの2着に負けたが、本番で巻き返すと見る。

　2014年の香港スプリントを制し、翌15年に高松宮記念を勝ったエアロヴェロシティは8歳。当時ほどの勢いはないとはいえ、2走前のG2プレミアボウルではラッキーバブルズに1馬身1/4差で3着、前走G2ジョッキークラブスプリントでもそれほど差のない3着。ラッキーバブルズ、ノットリスントゥミーとも能力的に差はない。

　日本馬では2012、2013年にロードカナロアが連覇を果たしているが、今年参戦する2頭がそれに近いレベルにあるかどうかというとちょっと難しい。R.ムーア騎乗となったビッグアーサーが入着までと見る。