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誰が何と言おうと実力は断然抜けている１３番デアリングタクト号の、牝馬３冠はほぼ確実と考える。どんな状況のレースでもキッチリ計った様に差し切る器用な能力は、展開も全く問題にしない。もし、落とし穴が有るとしたら、ぶっつけ本番の事以外に考えられない。１３番と同じく牡馬三冠を目指すコントレイルでさえ、神戸新聞杯を一叩きしているだけに、気にかかる。しかし、一昨年のアーモンドアイや昨年のクロノジェネシスもオークスからの直行で勝利している事から、たぶん問題無いかと考える。問題は相手だが、トライアルの２番、３番、オークス好走の５番、１７番などが候補に挙がるが、そてよりもレース毎に見処が有った１２番のマジックキャッスル号に注目して見たい。デビュー２戦目で、３番マルターズディオサのクビ差２着、その後レシステンシアに惜敗で、レシステンシアは次走でＧ１制覇。今年に入って前残りのレースで１番ミヤマサクラ相手に直線だけでクビ差２着。２走前のオークスは直線内を付き前が塞がり抜け出すのに骨を折ってもコンマ４秒差の５着、前走もやや重ながら直線だけでコンマ２秒差の４着と有力馬相手に互角の戦いをしており、能力的に評価出来ると考える。問題は馬場の回復具合だけ。それと穴目で注目して見たいのは、前走トライアルで３番に肉薄した１６番、２走前も牡馬相手に見処有るレースをしており、一発の期待感が有ると見る。そしても１頭は８番だが、中距離がベストの馬で、運よく出走出来た分、持ち前の決め手で、そのツキを生かせるか。以上で、１３番を中心に、２番、１２番を主力に、１番、３番、５番、１７番、と穴で、８番、１６番を狙い撃つ。