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京都芝2000Mは、最後の直線が短く、平坦コースでもあり、逃げ・先行馬が好成績が残しています。
しかし、このレースに限っては過去10年、馬券に絡んだ30頭のうち、16頭は中団より後方(9番手以降)でレースした馬です。
例年ハイペースになる傾向があり、このような結果になりがちですが、今年はスマイルカナやレシステンシアといった世代の逃げ馬が参戦せず、逃げ馬不在。
かなりペースが落ち着くことが予想され、開幕2週目の馬場からも前残りには注意が必要です。


【当日の馬場】
10月18日(日)の京都競馬場の天気予報は晴のち雲(降水確率10％)。
前日は雨予報ですが、雨量も多いわけではなさそうなので、良馬場(悪くて稍重)での開催が濃厚です。


【推奨穴馬】
・ソフトフルート
先行して早めに抜け出せる脚質は、直線の短い京都の内回りコースに合うと思います。
また、前走の勝ちタイムは優秀で、距離は1ハロン違うものの同週の神戸新聞杯のコントレイルのタイム指数と比較しても遜色ありません。気性面の成長が見られる今なら、十分通用すると思います。

・ムジカ
前走も推奨穴馬に挙げましたが、前走がスローの前残り決着の中、後方から追い込み2着に来た決め手は相当で、引き続きここも推奨穴馬に挙げます。
距離もこれぐらいがベストで、展開問わず能力を出せるのも魅力です。


【人気馬の取捨】
想定1番人気はデアリングタクト。
4戦4勝でまだ底を見せていないこの馬を本命とします。
前走のオークスは展開が向かず直線スムーズさを欠いた中でも差し切り勝ち、前々走の桜花賞は雨の影響で極端な前残りの馬場でも差し切り勝ちと、現3歳世代では頭1つ抜けた存在と認めざるを得ません。位置取りさえ後ろ過ぎなければまず勝ち負けだと思うので、あとは位置取りが後ろ過ぎなければ。

上位4番人気までの人気馬で軽視したいのはマルターズディオサ。
前走の紫苑Sは前残りの馬場・展開が嵌り勝っており、タイムもそこまで強調できるものではありません。スタートも速い方ではないですし、1つ内に入った同型のリアアメリアと比べると見劣るので、ここは切れ負けすると見て割引きます。