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　◎ステルヴィオは「ロードカナロア×ファルブラヴ」という組み合わせで、母ラルケットはクイーンＣ（Ｇ３）３着馬。母方にフェアリーキングを持つロードカナロア産駒は本馬のほかにミッキーワイルドやカイザーミノルなどコンスタントに活躍馬を出して成功している。この配合は芝１２００ｍで連対率わずか４．２％（２４戦１連対）だが、芝１４００ｍでは連対率２２．７％（２２戦５連対）。今回、条件的に大きく好転するので期待が掛けられる。３歳秋にマイルＣＳ（Ｇ１）を制した実績があるものの、その後は中山記念（Ｇ２）３着が目立つ程度で不本意な成績が続いている。しかし、レースぶりをよく見ると、３走前の安田記念（Ｇ１）は８着に敗れたとはいえアーモンドアイに次ぐメンバー中２番目の上がり（３２秒６）を計時し、２走前の阪急杯（Ｇ３）は休み明けに加えて直線でスムーズに馬群を捌けず５着。前走の高松宮記念（Ｇ１）は血統的に不得手なスプリント戦で９着と、それぞれ敗因があった。阪急杯を見ても距離が短すぎることはなく、少々の雨ならまったく問題ないタイプ。今回は状態面も良好なので期待できる。