山崎エリカの予想

10R
佐賀記念(G3) GIII
2月12日(月) 18:15 佐賀 ダ2000m
予想印
3メイショウフンジン(4人気)
2グランブリッジ(1人気)
11ノットゥルノ(2人気)
12ケイアイパープル(6人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝通常
3
5,000円 払い戻し:5,000円x1.9倍=9,500円
馬連通常
23
3,000円
馬連通常
311
1,400円
馬連通常
312
600円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 9,500円
収支 -500円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 11 ノットゥルノ 2人気
2 7 キリンジ 3人気
3 3 メイショウフンジン 4人気
4 2 グランブリッジ 1人気
5 6 ファルコンウィング 11人気
6 8 タガノファジョーロ 8人気
7 9 ヒストリーメイカー 7人気
8 10 ブレイブアモーレ 9人気
9 4 マイネルナイペス 10人気
10 1 マンダリンヒーロー 5人気
11 12 ケイアイパープル 6人気
12 5 エイシンビジョン 12人気

払戻金

単勝 11 
310円
複勝 11
7
3
140円
190円
190円
枠連
  • 6
  • 8

1,150円
馬連
  • 7
  • 11

1,080円
ワイド
  • 7
  • 11

  • 3
  • 11

  • 3
  • 7

370円
410円
520円
馬単
  • 11
  • 7

1,730円
3連複
  • 3
  • 7
  • 11
1,860円
3連単
  • 11
  • 7
  • 3
7,390円

※結果・成績・オッズなどのデータは、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

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見解

テンの速い馬不在で先行馬有利が濃厚

■テンの速い馬不在で先行馬有利が濃厚

 昨日の佐賀は重馬場発表でダートが軽く、逃げ馬(3角先頭馬)の成績は【4・2・2・4】。本日は稍重スタート。馬場回復で徐々に外からの差しが効きだしているが、ここはテンの速い逃げ馬は不在。それほどペースが上がらないと見ている。

 また佐賀のような内の砂厚が深く、内を開けて走るコースでは先行争いが激化しにくいという特徴がある。外から競っていくとかなりコーナーロスが生じることになるし、揉まれ弱くて逃げている馬は内を開けて走っての最内ならば揉まれないし、最悪、砂厚の深い内に入れて安心させることもできるため、無理に逃げる必要性がない。

 昨年12月の名古屋GPでは内の砂厚が深いコースでありながら、前3頭が競り合う形で先行争いが激化したが、テンの速いマテリアルガールが引く想定で、(3)メイショウフンジンが外枠から積極的に出していったものと推測される。

 また名古屋GPのメイショウフンジンには、昨年7月のマーキュリーCで道中でテリオスベルにハナを譲ったことで敗れ、酒井学騎手から幸騎手に乗り替わりとなった経緯があった。再び酒井学騎手への手替わりとなった同レースでもテリオスベルが出走しており、「負けてもテリオスベルより前の位置で」という覚悟の騎乗でもあったと見ている。名古屋GPが稀なケースで、今回で同じパターンになるとは想像しにくい。よって、先行馬有利と見て予想を組み立てたい。


■有力馬と評価ポイント

◎ (3)メイショウフンジン

 3走前の白山大賞典で惜しい2着。3走前は8番枠から好スタート切り、押してハナを主張。(12)ケイアイパープルがピッタリ2番手とプレッシャーをかけてきたため、ペースを落とし切れないままの逃げ。2周目3角手前で外から同馬に並びかけられたが、交わされずに振り切って直線へ。ラスト1Fで外からウィルソンテソーロに差されたが、食らいついて1/2馬身に奮闘した。

 前々走の浦和記念は、4番枠からまずまずのスタートを切って、押してハナを取りに行ったが、外のジョエルがやや速く、ハナをちらつかせたので、すぐに控えて内からハナを主張したミトノオーの後ろに入れて2列目最内。2周目のペースアップで徐々に置かれて5着に敗れた。メイショウフンジンは揉まれ弱く、ハナか好位の外が好走条件の馬なので、この敗戦は仕方ない。

 そして酒井学騎手に乗り替わった前走の名古屋GPでは、13番枠からまずまずのスタートだったが、押して内のマテリアルガール、ミトノオーに競り掛けていく形。2周目の向正面でマテリアルガールが脱落すると、3各手前でテリオスベルが上がってくるかなり厳しい展開。結果的にマテリアルが大差の最下位に敗れ、後方待機策のディクテオンが優勝した。メイショウフンジンはもう一列下げていれば、また違う展開で上位争いに加われていたと見ているが、ここでは攻撃的な騎乗だった。

 しかし、前走でタフな流れを経験したことで持久力が強化されるはず。また、前走時、積極的に出して行っているので、楽にレースの流れに乗れるはず。今回は内枠だが、内側の砂厚の深い佐賀なら、揉まれそうになってもそこに回避することができる。近2走の敗戦で人気薄となったここでの体勢逆転を期待したい。


○ (2)グランブリッジ

 ダートグレードで4勝、2着5回の実績馬。ダートグレードで唯一、連対を外して4着に敗れたのは、4走前の1600m戦のスパーキングレディC。一方、2100mでは一昨年の関東オークスと昨年のエンプレス杯を優勝。昨年のエンプレス杯では2番枠から出遅れ、中団やや後方を追走。向正面で外に誘導し、3角手前から進出開始。3〜4角で3頭分外から位置を押し上げ、4角では先頭のサルサディオーネとは1馬身差。直線序盤で同馬を交わして先頭に立つと、じわじわ差を広げて2馬身半差で完勝した。

 前走の2100m戦、名古屋GPでも2着。前走は6番枠から好スタートを切って軽く促して、前3頭の競り合いを見ながらの追走。2周目の3角手前でテリオスベルが手応え良く仕掛けていくと、その後ろを通して4角で同馬の外へ誘導。そこでディクテオンに早々と抜け出されたが、同馬にくらいついてテリオスベルを交わし、最後にディクテオンにジリッと差を広げられ、2馬身まで。前走は無難な騎乗。しかし、攻めと守りのバランスの良さが、川田騎手の長所だと思っている。2000mで無難に乗れば、馬券圏内には来るだろう。


▲ (11)ノットゥルノ

 一昨年のジャパンダートダービーの覇者であり、同年の東京大賞典の2着、昨年のJCBクラシック2着と大井2000mの舞台が大得意な馬。3走前のJBCクラシックは、2番枠から好スタート。外のテーオーケインズのほうがテンが速かったが、じわっとハナを取り切る。道中も淡々としたペースを刻み、3〜4角で息を入れて直線へ。外からキングズソードに一気に差されたが、テーオーケインズに差されても差し返してアタマ差先着したことは評価できる。

 3走前は前走はタフな馬場で前半5F61秒5-後半5F63秒6のかなりのハイペースだったことから、ノットゥルノは前へ行って、持久力を生かしてこそのタイプだと言える。しかし、3走前は休養明けでマイルCS南部杯を叩いてマイルの速い流れを経験したこと、27kgのダイエットに成功したことが功を奏したもの。

 今回は2000mの距離自体は悪くないが、小回りコースを苦手としていること。また前走でテンが速くないレースをしているので、今回は楽に前に行けない可能性が高いことから評価を下げた。またノットゥルノは大型馬で休養明けは走らないタイプ。今回は休養明けではないが、前走からレース間隔が開いた点はプラスとは言えないだろう。


△ (12)ケイアイパープル

 キックバックが苦手でありながらテンのスピードが速くないという弱点がある馬。しかし、一昨年の平安Sでは3番枠からかなり押して出鞭も入れて2列目の外を追走し、3〜4角で前2頭に並びかけ、ラスト1Fで先頭。外からテーオーケインズに突き抜けられたものの、2馬身半差の2着を死守したように、豊富なスタミナの持ち主で、早め先頭から押し切れる強みがある。

 またケイアイパープルは佐賀、名古屋、金沢は内の砂厚が深く、場合によってはそこに進路が取れる、言わば裏路線を中心に使われている。一昨年の白山大賞典でも、4番枠から五分のスタートを切って、前2頭から離れた4番手を追走し、2週目の4角では前2頭の外に出して3番手を追走。2週目の向正面で先頭に立つと、そのまま押し切る強い内容だった。4走前の名古屋大賞典も2列目の砂厚の深いインコースから進出して早め先頭に立っての2着だった。

 前走のJBCクラシックでは揉まれ弱さを見せて9着と大敗してしまったが、今回はそこから立て直されての一戦。ケイアイパープルは鉄砲駆けするタイプであり、今回は大外12番枠と自由に動ける枠でもあるので警戒しておきたい。

公開日時:2024/02/12 14:27

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