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ウシュバテソーロが連覇を飾る。昨年の東京大賞典では伏兵の一発という感があったが、これを契機として年明け緒戦の川崎記念を快勝。さらにドバイWCでも直線一気で差し切り、世界の競馬ファンを震撼させた。BCクラシックでは5着に終わったとはいえ、文句なしの王者として充実のシーズンを過ごしたことは間違いない。大井の砂質が昨年とは異なり、よりパワーを要する馬場になったが、この馬ならば問題なく対応するはずだ。

負かすとすれば同馬主のウィルソンテソーロ。今年はかきつばた記念で重賞初制覇を飾るとそこから堂々の交流受賞3連勝。好位から動いて行くレース運びが板についてきた。JBCクラシックでは5着に終わったが、チャンピオンズCでは上がり3ハロン36秒6という抜群の切れ味を見せて2着に激走。昨年のウシュバテソーロのように大物喰いしてもしても不思議はない。