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勝負気配濃厚

11 テリオスベル 船橋・江田照男騎手・1800m

今開催の船橋はイン＆逃げ・先行有利。JRA勢のテリオスベル、パライバトルマリン、ライトットガールは全て逃げ・先行馬。実力、実績が一枚上に加え、馬場傾向もマッチとなれば圧倒的優勢は揺らがない。素直に3頭に狙いを絞る。

テリオスベルは昨年の覇者。グランブリッジに2馬身差、ショウナンナデシコに9馬身差をつける圧勝だった。船橋1800mはスタートから1角までの距離が長く、スタートダッシュが鈍く、途中から先手を取りに行きたいこの馬には合っている。ハンデは去年から1.5キロ増の56.5キロとなるが、56キロのブリーダーズGCでパライバトルマリンに4馬身差をつける快勝。0.5増なら充分にこなせる範囲内。先手さえ取り切れば、連覇の可能性は充分と見て、中心に推す。

パライバトルマリンはブリーダーズGCから1キロ減のハンデ53キロ。東京ダ1600mで2勝しており、2000mから1Fの距離短縮も好材料。調教も美浦ウッドでラスト1F11秒3、11秒1、11秒3を連発し、絶好調。テリオスベルに楽に先手を取らせない形を作れれば、逆転の目もある。対抗に推す。

ライオットガールは同じ左回り＆1800mのレパードSで、牡馬相手に快勝。テリオスベルとも1勝1敗。条件ベストで実力差も殆どない。1番枠と絶好枠も引いた。テリオスベルとパライバトルマリンがやり合う展開になれば、漁夫の利も見込める。3番手だが、展開次第ではこの馬がアタマの可能性もある。