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大井競馬場はこの開催の前に砂の総入れ替えを行っており、砂の種類が青森県産の砂からオーストラリア産（アルバニー）の砂となった。また砂厚も8�僂�ら10�僂反爾�なっており、今開催の大井結果から判断すると1800mでは約1〜1.5秒ほど時計がかかるようになっている。JRAでも京都競馬場改修後のダート入れ替えによって（路盤工事の影響も含め）時計がかかるスタミナを削られる馬場となっており、砂質は異なるとはいえ、同じような傾向が続くとみていいだろう。このレースは以前から中距離寄りのスタミナが要求されていたが、それがさらに強くなるはずだ。
それを踏まえて穴馬の本命は◎スピーディキック。2走前のスパーキングレディカップデハレディバグに、前走のレディスプレリュードではアールアストレアに先着を許したが、特に前走は速い上がりを要求される馬場傾向で、外差しが決まったレース。スピーディキックはその流れを抜群のスタートを“決めてしまい”先行するハメに。結果、展開、馬場が無数に5着に敗れてしまったのだが、その不向きの条件のなかでも終いはバタっと止まることなくゴールまで前を追っており、船橋ですでにオーストラリア産の砂を経験している強みも大きい（馬場相手のJpn1で6着だったが、地方馬、牝馬のなかでは最先着）。今回はパサパサの良馬場施行で、他馬のスピードが削がれるぶん、同馬の先行力と持続力は大きな武器。巻き返しに期待したい。
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