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これだけのメンバーが揃うと、実績ある馬に目が行きがちになるのは必然。ただ堅い馬券を狙って当たった実感を味わうより少しでも可能性がある穴馬を狙って夢を見たくなるのが本来の自分で、岩手競馬最大の祭典でありながらその思いをここで追求する。
まず１頭目は�┘愁螢好肇汽鵐澄次０貂鯒�３着、昨年７着と３年連続の出走となるが盛岡での動きは２年とも悪くなかった。今夏に南関東移籍となって地方代表として出走するが前走叩き台をきっちり勝ち上がって力のあるところは証明している。当然上積みはあるだろうし笹川騎手がイグナイター騎乗のため盛岡コースを知り尽くす吉原騎手を迎えたのは何より興味がわくファクター。３着時の走破時計が1.35.7に匹敵する馬場が想定される今年、典型的な逃げ馬不在でレコード決着とはならないだけにこの時計で走れるなら伏兵以上の評価をしてもいいと思う。
２頭目は�Ε譽妊�バグ、前々走の川崎スパーキングレディーＣでスピーディキックを破った走りが印象的。唯一の牝馬でＧ１レベルの馬を破るのは至難の業かもしれないが、一昨年アッと言わせたヒロシゲゴールドを管理した北出師がここをわざわざチョイスしてきたのが何とも怖い。この中間は鋭さが増して状態は確実にアップ、ワンターンマイルが魅力だと言う陣営のコメントがあれば一角崩しを狙ってきているような気がしてならない。
ま、Ｇ１馬３頭はそれぞれ強いのは分かっているけれど�▲�フェファラオは内枠、��レモンポップはドバイ帰り、��ジオグリフは地方ダートが初とお互いウィークポイントを抱えた戦い、少しのミスも許されない緊張感ある戦いだけに紛れは必ずやある。
ならば少しでも気楽に、その馬の力を引き出せるような馬をあえて狙ってみる価値はあるはず。
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