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　◎には、JRAのレパードＳ、東海Ｓを優勝した実力馬(4)グレンツェントを推します。この馬は中央でやや衰えを見せ、南関東へ移籍。4走前・マイルグランプリでは、ワークアンドラブと0.3秒差(2着)と好走しました。3走前の勝島王冠はメンバーが揃っていた上に、1Fの距離延長で勝ちに行く競馬をしたために6着失速。また、休養後の近2走は、外枠で流れに乗れませんでした。

　今回は休養明け3戦目。今回はワークアンドラブ、ウェイトアンドシー、サルサディオーネ、アンサンブルライフ、さらには行ければ行くカジノフォンテンと、逃げ、先行馬が揃っているだけに、後半型のこの馬の復活に期待しました。

　○は、早め先頭の競馬で目下4連勝の(13)カジノフォンテン。この馬は休養明けの前走・スパーキングナイトチャレンジを8馬身差の楽勝。3コーナー先頭から押し切った内容は、ここで1番人気に支持されるのも理解できる、とても強い内容でした。しかし、それだけに今回で反動が出る危険性もあり、ここは対抗評価までとしました。

　▲は、昨年のこのレースの覇者(7)キャプテンキング。この馬は休養明け3戦目のゴールドＣを4コーナー先頭から押し切って完勝し、その後の重賞も3連勝。近4走とも文句なしの走りですが、今回は1年の長期休養明けとなるので3番手評価としました。さすがに万全とまでは厳しいでしょうが、9割りの力を出し切れれば、馬券圏内に食い込めると見ています。

　あとは△に一昨年に南関東に移籍して重賞4連勝、帝王賞でも穴人気に支持された(2)リッカルド。近年は南関東勢が底上げしていることもあり、中距離路線では厳しいものがありますが、近走オープン特別を勝利しているように、相手が一枚落ちるマイル路線なら通用する力はあります。休養明けでも警戒が必要でしょう。

　他では、前走のマリーンＣを逃げ切り勝ちしているように、逃げるとしぶとい(5)サルサディオーネ。この馬は逃げてこその馬。しかし、今回は同型が揃っており、ハナを切れたとしてもマイペースで逃げられない公算大。また、逃げ馬の逃げて好走後は、次走での上積み「？」で、狙い下げました。

　さらに昨年のこのレースで3着など、マイル路線の重賞で活躍を見せていた(9)クリスタルシルバー。長期休養明けで1200ｍの前走でもスピード負けしない走りは見せられており、ひと叩きされて距離ベストのここでの前進を警戒しました。

　最後に昨年のJBCクラシックで4着の(10)クインズサターン。前走のエイプリル賞では、積極的な競馬をしたぶん、内からジョーストリクトリーに差されましたが、前走で前を意識して動いたことで、この距離にも対応しやすくなったことは明らか。今回は展開に恵まれる可能性も高いだけに侮れません。


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