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例年通り、今年の中央勢は粒ぞろいのラインアップ。力とスピードでまさるＪＲＡ勢がやはりＶバトルをリードする。なかでもただ１頭の４歳馬ラプタスに大きな魅力がある。デビュー後３戦は芝で結果を残せなかったが、ダートに矛先を向けて変身。４戦目の未勝利で初勝利を挙げ、そのまま勢いに乗って４連勝。２走前のオープンこそ直線の長い東京で８着に失速したが、ダートグレード初参戦した前走の高知・黒船賞では３馬身差つける余裕の逃げ切りで初タイトル獲得。地方遠征でセールスポイントのスピードがいっそう生きたようだ。斤量は５７キロとトップハンデタイになったが、それも将来性、可能性を見込まれたから。直線が日本一短い名古屋コースは絶好舞台。ダートグレード連覇に当然期待が高まる。