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◎アナザートゥルース
前走は前半5ハロンのレースラップが59.0という超ハイペースの流れで、結果的に外から追い込んできた馬が上位を占める後ろ有利のレースだった。この馬は好位で運んでいて前には厳しい流れの中、仕掛け所で前を走っていた逃げ馬が下がってきて苦しくなった。前走は展開が向かなかったが、3走前には湿った馬場でグリムを破っており、2走前には現状ダートトップクラスのチュウワウィザードやオメガパフューム相手にそう差のない競馬ができているので、地力はダート上位クラスの馬に通用する。道悪濃厚になりそうな馬場状態なのもプラス。後は地方競馬のダートに適性があるかだが、この馬の半兄サウンドトゥルーは地方競馬でも活躍していたので問題なくこなせると思う。

〇ケイティブレイブ
ドバイを疝痛で取り消すアクシデントがあり、今回は休み明け。3年前に同レースで完勝しているように、地方の小回り中距離コースは得意コース。今回は58キロの斤量と実力を発揮できる状態にあるかどうかが課題。

▲ロードゴラッソ
中央の中距離レースで先行して実績を上げてきたが、前走のJBCクラシックはスタートで後手を踏んで先行できず、馬群に包まれて道中から動けなかったこともありいいところが無かった。今回も前走と同コースだが、スタートを決めて前につけることができれば巻き返しもあると思う。

△デルマルーヴル
3歳戦で安定した実績があり、前走ではグリムに迫る2着に入っており、上の世代にも通用すること、2000mにも対応できるスタミナがあることを証明した。今回は浦和コースなので、差しの脚質のこの馬には仕掛け所がカギになる。名手マーフィー騎手の手腕にかかってくるが、浦和コースのように超小回りの競馬場はヨーロッパには無いだけに人気的には過大評価になりそう。おさえまで。

☆オールブラッシュ
前年の同レースが強い勝ち方だった。小回りの2000mという条件に適性があり、ワンターンや直線の長い大井で走っている近走から変わり身を見せる可能性は有ると思う。配当的には妙味があるので期待したい。