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川崎競馬場はコーナーの角度が非常にタイトで、かつ直線も短い。地方競馬のファンには常識だが、超のつく先行有利なコースとなっている。実際、29日の競馬を見えても馬券に絡むのは逃げ・先行馬２頭×たまに２、３着差し馬が突っ込んでくるという競馬で、川崎記念もまさに似た様な馬券の構成になる。ということで、穴馬の本命（ミツバ）、人気馬の本命（オールブラッシュ）ともに先行馬。
実績馬▲ケイティブレイブが一本被りの人気となりそうだが、同馬は好位からの競馬、また帝王賞のような追い込みでも結果を出しており、自在性があるように見えるが（位置取りに関してはたしかに選ばなくなってきてはいるのだが）、内容的にはワンペースの競馬で展開が向くかどうかというタイプ。自力で勝ちにいって、かつしっかり勝ち切れるというタイプではない。前に行ってそのまま押し切れるペースになるか、あるいは差しに回って前をとらえられるかどうか。自分で速い上がりを使って競馬をするのではなく、ワンペースで走ってハマり待ち。ゆえに崩れないが取りこぼしも多く、◎ミツバや、◎オールブラッシュに自分の競馬をされるとどこにもいないというケースもゼロではない（さすがにこのメンバーで馬券圏内を外すことは考えづらいが）。
妙味的にもあえてアタマではなく２着以下に沈む想定で勝負してみたい。