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◎ホーエリート

3走前の目黒記念は展開が噛み合ったとはいえ、アドマイヤテラとクビ差の接戦を演じ、3着以下には3馬身差をつける好内容。近2走は物足りない結果が続いているが、前々走のオールカマーは勝負どころで前が詰まって追い出しが遅れるロスが響き、前走のアルゼンチン共和国杯は不得手な瞬発力勝負となったうえに、ハンデも堪えた印象なので、いずれも見直し可能。今回は初の3600m戦がどう出るかだが、上がりを要する展開を得意としているタイプだけに、例年そういった形になりやすいという点では良い方に出る可能性が高そうなので、スムーズに運べれば巻き返しが期待できる。

○クロミナンス

長期休養明けだった前走のオールカマーこそ今ひとつの結果に終わったが、2~5走前の内容を見ても、今回のメンバーでは実力上位の存在。今回は追い切りの動きも良化しているように、1度叩いて上積みが見込めるので、スムーズに運べれば巻き返しが期待できる。

☆ヴェルテンベルク

前走の京都大賞典は内有利の展開だった中で、外目を通って勝ち馬と0.5秒差の7着なら悪くない内容で、重賞でも通用するメドは立ってきた。今回は相手関係が前走より楽になるので、スムーズに運べれば好勝負になっていい。