netkeiba

　
　ヨシノイースター。
　２０２５年北九州記念（２着）以来、２回目の購入となる予定。
　ルーラーシップ産駒の、牡馬。
　良駒だ。

　前走はG1でよく頑張っている。高齢になってきて、より一層『真夏の暑さ』と『真冬の寒さ』に強くなってきた感じがある。

　今回は京都で、キレ負けするのが恐いが、Ｇ３で５７キロになる今回は、自分の力で「足りるはず」の舞台だ。内回りで、先行とまではいかないが、ある程度の位置で立ち回る練習を内田博幸騎手が上手く仕込んでくれている印象。

　馬は格的に「G2は厳しく、G3でギリギリ」なので、ここでなんとか北九州記念のような競馬ができれば・・・と思う。
　
　鞍上は、内田博幸騎手。
　いつも通りの競馬を。中団外目から、３〜４コーナーで前の馬を射程圏に入れるように動いてほしい。しぶとさを生かしたい。直線は大井時代を彷彿させる追い方で”ビッシリいって”もらいたい。


　相手を見渡してみる。
　勝って勢いがついた、レイピア。これに注目する。注目の種牡馬として産駒デビュー前から取り上げてきた『タワーオブロンドン産駒』。この馬自身は、オープン特別で強い感じもある成績だが、京都の内回りはかなり合っている舞台だと思う。上位争いしてきそうだ。

　それからもう１頭。引き続き「自由自在に動き回るクラスペディアの無欲の一発」には注意しておきたい。

＜本島修司の競馬分析ワード＞

【馬単位】：2008年に本島が発案した概念。一般的な「このレース、どの馬が来るか」ではなく「この馬、どのレースなら来るか」という見方に切り替えること。馬１頭と真摯に向き合うための概念。

【良駒】：その種牡馬の「産駒らしさ」が濃く出ている馬。『信頼性』が見込め、『ポテンシャルの高さ』を測る目安のひとつにもなる。

【エビデンス】：本来は「根拠」という意味の言葉だが、似ているパターンや、似ている状況で「必然の好走が出来た過去の事例がある」という意味で使用している。