netkeiba

　
　ウェイワードアクト。
　アハルテケS(１着)以来、２回目の購入となる予定。
　Maclean's Music産駒の、牡馬。
　良駒だ。

　アハルテケSでは、逃げに出て驚いたが、控えるよりはずっといい。今回も気分よく走らせたい。成績通り東京のダートは合っていると思う。

　Maclean's Music（マクラーレンズミュージック）というのは、フォーティナイナー系の種牡馬。気性の荒々しさとパワー、その両方を内包している。”ドカ負け”もある血統。ただ、パワーを持て余しているイメージでいい。気性難ではない。アハルテケSの時にも書いたが「ゴツいダート馬」だ。

　フォーティナイナーの産駒に、ビワシンセイキという馬がいたが、成績も走りも安定していた。あの頃からフォーティナイナーの系統は日本のダートに合っていた。

　【田中博厩舎で、ゴドルフィンで、さらに東京ダート巧者となるとレモンポップをイメージしがちだが、あそこまでスピード型ではない。ビワシンセイキを少し弱くしたようなイメージを持ちたい。】
　
　鞍上は、戸崎騎手。
　とにかく、スムーズに先行したい。スローに落ちれば２番手、流れ始めたら５〜６番手あたりの外目が理想。王道の競馬をキッチリ見せてほしい。

＜本島修司の競馬分析ワード＞

【馬単位】：2008年に本島が発案した概念。一般的な「このレース、どの馬が来るか」ではなく「この馬、どのレースなら来るか」という見方に切り替えること。馬１頭と真摯に向き合うための概念。

【良駒】：その種牡馬の「産駒らしさ」が濃く出ている馬。『信頼性』が見込め、『ポテンシャルの高さ』を測る目安のひとつにもなる。

【エビデンス】：本来は「根拠」という意味の言葉だが、似ているパターンや、似ている状況で「必然の好走が出来た過去の事例がある」という意味で使用している。