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◎ガイアフォース一昨年の天皇賞（秋）では、１０００M通過５７．７秒の超ハイペースの２番手を追走。逃げたジャックドールがシンガリ負けを喫しているように先行馬にはかなり厳しい展開だったが、この馬は１．０秒差５着に粘った。展開が向かなかったうえに超ハイレベルなメンバー構成だっただけに、着順以上の評価が必要。昨年の安田記念では、直線でやや前が詰まって進路を切り替えるロスがありながらも、強敵相手に０．３秒差４着に善戦。今年の安田記念でも０．２秒差２着に好走した。前走の富士Sでは、自身最速に迫る３３．３秒の上りを使って勝利。２着のジャンタルマンタル、３着のソウルラッシュと比べて斤量に恵まれた面はあるが、そのあたりはオッズに反映されそう。過去にはアスクビクターモアを破ったセントライト記念や、超ハイペースを先行して５着に粘りこんだ２０２３年の天皇賞（秋）など、持続力が求められる展開でも強いレースをしただけに、究極の上り勝負だった前走よりもパフォーマンスを上げてくる可能性もある。
○ジャンタルマンタル前走の富士Sは、スローペースの前半に折り合いを欠きながらも、０．１秒差２着に好走。勝ったガイアフォースより２キロ重い斤量を背負っていただけに、力負けではない。国内で敗れたのは、前走の富士Ｓと、強敵相手に早仕掛けから３着に粘りこんだ皐月賞、スローで折り合いを欠きながらジャスティンミラノから０．２秒差の２着まで追い上げた共同通信杯のみ。マイル路線では能力最上位で、ここでも崩れる可能性は低い。人気でも逆らえない。
▲ラヴァンダ４走前のシドニーＴ（京都芝２０００Ｍ）では０．１秒差の２着。３勝クラスながら、１，２，３，５着は重賞で善戦した経験がある馬で、メンバーレベルがかなり高かった。３走前の府中牝馬Ｓでは０．３秒差３着だったが、大外枠からのレースでコースロスがあっただけに、着順以上の評価が必要。２走前の仲秋S（阪神芝１６００M）を勝って３勝クラスを突破すると、前走のアイルランドTも勝って連勝。前走はラストのレースラップが１１．０−１１．１−１１．１という極端に上りの速い展開を４角１０番手から差し切る強い内容だった。同じく後方から追い込んで４着だったライラックが次走のエリザベス女王杯で好走していることからも、評価が必要。近走はどれも好内容で、特に前走は強かった。かなり力を付けている可能性があり、相手強化のここで通用してもおかしくない。
☆トウシンマカオ過去に１６００Ｍのレースを走ったのは、快勝した新馬戦と、朝日杯ＦＳ、ＮＨＫマイルＣの３回のみ。朝日杯ＦＳは０．５秒差６着だったが、勝ち馬のドウデュース、２着のセリフォス、３着のダノンスコーピオン、５着のジオグリフがそれぞれ後にＧ�気鮠，辰討い襪茲Δ法�超ハイレベルなメンバー構成だった。ＮＨＫマイルＣでは１０００Ｍ通過５７．４秒のハイペースで逃げて０．８秒差８着に敗れたが、さすがに展開が厳しかった。３歳夏以降は１２００Ｍを主戦場にしてきたが、今年は１４００Ｍの京王杯ＳＣをレコードで快勝。前走後には年齢的にズブさが出ているとのコメントも鞍上から出ているだけに、距離延長がプラスに出る可能性もある。過去にはマイルで悪くないレースをしているし、距離延長が過剰に嫌われて大きく人気を落とすのなら押さえておきたい。
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