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◎エコロヴァルツ
３走前の安田記念では、３角付近で挟まれて後退する不利があったが、０．５秒差７着と大きくは負けなかった。不利を考慮すれば着順以上に評価が必要。
２走前の中京記念は、１〜３着を最内を回った馬が独占する展開。外を回って０．２秒差４着に敗れたが、着順以上の評価が必要。
前走の天皇賞（秋）では０．６秒差１１着だったが、相手がかなり強かったし、レース上り３２．９秒という極端な瞬発力勝負も向かなかったか。
近走は敗因があるし、４走前の大阪杯でも差のないレースをしているように、ここでは能力上位。５８．５キロのハンデでも十分通用するはず。

○クリスマスパレード
５走前の秋華賞はハイペースで大逃げしたセキトバイーストからは離れた２番手を追走。ただこの馬でも前半１０００Mを５８秒代中盤で通過していて、ペースが厳しかったか。０．５秒差５着に敗れたが、展開を考慮すればある程度評価できる内容。
４走前の中山金杯は、上り坂の２ハロン目に１０．８秒のラップが記録されているように先行争いが厳しめで、逃げたこの馬の１０００M通過は５８．７秒と速かった。０．４秒差４着だったが、こちらも展開を考慮すれば悪くない内容。
３走前の中山牝馬Sは０．１秒差３着に敗れたが、勝ち馬のシランケド、２着のホーエリートは後に牡牝混合重賞で活躍しているように相手が強く、１，２着馬よりも２キロ重いハンデを背負っていただけに、同等以上に評価できる。
２走前のヴィクトリアマイルは出遅れたことに加えて、直線で馬場の悪い内に押し込まれる厳しい展開だったが、０．４秒差９着と大きくは負けなかった。
前走のクイーンCは１．０秒差９着と案外だったが、くしゃみをしたタイミングでゲートが開いたとの鞍上からのコメントがあったように、出遅れて後方からのレースになった影響が大きかったか。
能力的にはここでも上位だし、近走は一応敗因がある。やや人気を落としたここは狙い目。

☆ダンディズム
昨年の七夕賞は、ハイペースの指し決着の展開の中、先行して０．５秒差４着に粘る強い内容。
昨年の福島記念は、ペースの上がった向正面でポジションを押し上げて３，４角でも大外を回る厳しい展開だったが、０．３秒差３着に好走した。
福島の重賞では高いパフォーマンスを見せているし、昨年よりも１キロ軽い５６キロのハンデなら通用する可能性はある。人気も全くないので押さえておきたい。