netkeiba

展望：内枠先行有利
Bコース替わり。インの見た目が悪いのですが、JRAの文言は「柵の移動により傷んだ箇所は概ねカバーされ、全体的に良好な状態です」。内有利の1800ｍなら内の方が良さそう。雨の影響は残るはずで、ある程度は差しが利きそう。

◎2.ツーネサーン
長期休養明けの3走前はほぼ五分。中団から。3.4角では下がり、もう手応えがないのか……と諦めたのですが、何と直線では盛り返して差してくる驚きのレース。前が詰まっており、スムーズなら馬券内もあったように思います。
どうも乗り難しいタイプという話。
前走はまともな競馬ができていました。五分に出て中団へ。600ｍ通過34.2秒のHペース。それでも前が残るレコード決着でした。3.4角は外を回すロス。Hペースだっただけに、少し外で脚を使わされた印象。3着とは0.5秒差。本馬自身1.32.6で走破しており、やはり1勝クラス上位の力があると分かりました。
未勝利勝ちは1.20.0という超好時計。ヤマニンアルリフラやマサノカナリアなどがオープンまで出世しています。その未勝利勝ちは只者ではないでしょう。
上手く乗れるかがカギ。菅原明良騎手も二度目なら。

◯7.ベストミーエヴァー
前走は1000ｍ通過58.5秒のHペース逃げ。脚を溜めていたマカナにちぎられましたが、力あるロンドボスにハナ差先着。1.57.9の好時計で走りました。
評価している昨年のスイートピーステークス3着馬。まだ馬券を外しておらず、崩れる危険性は低い。

▲8.マリアイリダータ
前走は前の残る展開に。ほぼ五分に出て、先行集団へ。届きませんでしたが、もう少しで差し切りそうでした。1秒は掛かるタフな馬場で1.48.7なら上々。
前々走はこちらも評価している今年のスイートピーステークス。1着ルージュソリテールは秋華賞で0.9秒差の8着。3着ケリフレッドアスクは紫苑ステークス勝ち。五分に出て、馬なりで後方へ。道中で位置を押し上げて好位へ。最後まで勝ち馬との差を詰める好内容。
こちらも1勝クラスなら上で。

△11.ケイツークローン
1勝クラスなら常にノーマークにできない実力馬。休ませた前走は大外枠から軽く促して中団へ。L5が57.8秒の良で、それなりのレベルにはありました。前の残る展開でした。直線は内を狙ってから外に持ち出すロスがありましたが、よく伸びて4着。
人気になりにくいタイプですが、力はあります。
外差しの形になりそうな点だけがカギですが、堅実に差してくるはず。

☆4.5
4.バニーラビットは前走、スムーズな競馬ができたのに伸びず。距離を延ばして前に行くという話。比較的レベルの高いレースで走っています。距離持てば。
5.ツインピークスは前走が1.46.2の好時計で3着。終い際立っており、力ある2着クライスレリアーナとはクビ差で。

他馬について。
14.ジーティーダーリン：前走は2400ｍ。1000ｍ通過60.5秒は速く、止まっても仕方ない逃げ。0.8秒差ならまずまず。新馬戦は余力ラップ戦で0.3秒差。切れ味不足を補うため、また、スタミナ豊富だから長い距離を使っているのだと思います。その点、1800ｍはカギに。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。