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展望：内枠先行有利

◎8.オトメナシャチョウ
前走は浦和の交流戦。5番枠から出していきましたが、地元馬が主張したので2番手に。600ｍ通過35.7秒は浦和1400ｍとしてはかなり速く、L2は13.1-13.8と大きく失速するラップに。展開が合いませんでしたが、2着とは0.1秒差。勝ち馬も金沢で上級クラスまで出世していた馬で、結果的に相手も悪かったのでしょう。1.27.9ならJRA1勝クラスでも好時計水準に当たります。
前々走は少し揉まれる格好に。
3走前は内の砂を被る位置。ドラゴンウェルズが強すぎましたが、2着とは0.4秒差とそう負けていません。
いずれにしても、2.3走前は世代限定戦で相手も強力でした。
2歳レコードで未勝利を勝ち上がった馬。当時のラップは文句なし。アメリカ血統で道悪はプラス。
相手はかなり弱化。ハナも奪えそうな枠の並び。
ごく普通に一番か二番に強いと思うのですが、馬柱が汚れたことで適度な人気に落ち着いてくれそう。買い時でしょう。

◯3.ポンピエ
いっときはピークを過ぎたと思っていましたが、4走前から復調。骨っぽい3歳馬に割って入っての2着。
前走は不良馬場の京都ダート1400ｍ。大外枠で、砂を被らずに運べましたが、その分、かなり外を回されてしまいました。それでもしぶとく伸びており、メンバーレベルの低い新潟の1勝クラスなら力上位でしょう。
この前走は600ｍ通過33.6秒。1200ｍ並のラップだったので、ここでも先行できるはず。
出遅れた3走前は砂を被っても問題なかったので、ここもインの好位から運べれば。

【自信ありプロファイル】
的中重視型
自信・不安のポイント：
オトメナシャチョウは前走、交流戦で4着ということから見くびられそうですが、2着シュニーが1勝クラス上位の時計で走っていた馬。これと差のない競馬をしているのだから状態面には問題ないでしょう。アメリカ血統で道悪プラス。未勝利勝ちも道悪でした。デキが疑われているならむしろ買い。オッズ妙味も加味して自信ありにしています。
相手もポンピエが抜けている印象。たまにスタートが悪いのが気がかりですが、そこまで出遅れる訳ではないので大きくは気にしていません。
新潟はいい騎手が少ないですが、比較的いい騎手が2頭に乗っているのも安心材料。
1.シルフズミスチーフの出方がカギで、これが出し切った時が怖い。一定の先行力は備えている馬。ただ、力で微妙に劣ると思います。もし来てもワイドを拾えます。
10.ペッパーミルは鞍上マイナス。能力的にもやや過剰人気。
7.ダノンモンテローザは芝でのパフォーマンスが高い。4走前の高知1300ｍはかなりの好時計ですが、中央のダート1200ｍでは行けないはず。
予想段階ですぐ2頭が浮上しましたが、しっかり結果を出してくれるはず。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。