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展望：外枠先行有利

◎6.ブルータス
前走は芝のセントライト記念。さすがに相手が強かったですし、先行も不利な展開に。0.9秒差ならよく頑張っています。
前々走はL4が49.4秒の余力ラップ戦。10番枠から二の脚が速くすんなりと先行。1000ｍ通過は62.2秒と楽でしたが、上がり37.0秒でまとめているだけに、非常に高いパフォーマンス。
3.4走前は案外なパフォーマンスですが、休み明けの分もあったのでしょう。中山ダート1800ｍでは高いパフォーマンスで走れています。
新潟ダート1800ｍは追走力が必要なコース。ここ2戦の先行力を生かして。

◯11.アラレタバシル
初ブリンカー。
前走は五分に出て、押して押して位置を取りに行く形に。馬群の中団には付けられました。流れ込んでの3着。
前々走も五分に出て、ここは後方へ。1000ｍ通過63.8秒のスローにハマりましたが、上がり36.7秒をマーク。これはロードラビリンス・メイショウズイウンに次ぐ上がりの数字です。
伏竜Sでテーオーパスワードの2着がある通り、力はある馬。陣営は「久々だが、元気があって仕上がりは良好。先週の追い切りではブリンカーを着けて好感触。もともと力はあるし、馬具の効果でスムーズに上がっていければ」と述べています。その言葉通り、ブリンカー効果で早めの進出が叶えば。

他馬について。
1.アールプロスト：力自体は上位。前走は後方集団。1000ｍ通過61.4秒と速かったのもありますが、アイウィルを交わせず。前々走も後方集団に。1000ｍ通過63.5秒のスローにハマり、L2は12.3-12.3の余力ラップに。インをタイトに回り、内から差し切り。よく差し切ったとは思いますが、2勝クラスの新潟は甘くはない。
2.アスクシュタイン：母系はダート血統。父ドゥラメンテで500キロ近い馬格があるならダートをこなせても不思議はないですが、芝でもパフォーマンスでもセントライト記念のブルータスよりも下という感じでは……。
8.ミライヘノカギ：前走は1000ｍ通過62.4秒。外枠から先行。直線で先頭に立ち、押し切りましたが、L2は12.2-13.2と失速。思ったほどのパフォーマンスを出せていません。引き続き新潟ダート。前走のパフォーマンスでは半信半疑で。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。