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◎5.ゼウスビスティー
ゼウスビスティーは中央1勝クラスをただ勝っただけではなく、加速＆余力ラップで相当に強い勝ち方を収めた馬。上がり35.4秒も素晴らしいという他ありません。
その後、脚部不安で長期休養に。
3走前は五分に出てインの中団へ。直線は内で進路がなくなり、スムーズさを欠いていましたが、上がり36.5秒を使い、悪くない内容でした。陣営が半信半疑だと述べていた状態ながらも力は示しました。
船橋への転入戦は出遅れて後方から。上がり36.6秒と脚は使いましたが、1000ｍは短く、逃げ馬に届かずの2着敗退。ただ、内から外へスムーズに持ち出しており、器用さは見せました。1.00.8も十分な好時計。
前走は1200ｍの延長がプラスと見て本命に。
出負け気味に出ましたが、ゆっくりとリカバリーして中団へ。3.4角でスムーズに上がっていき、直線で外へ。危なげなく差し切り。上がり37.4秒は立派です。
前走の競馬ができれば、ここも突破できるでしょう。

○8.マイベネラブル
前走は五分に出て控える形。ゼウスビスティーを前に置く形で、これをマークしながら進出。ゼウスビスティーの外で、ややロスはありましたが、最後はゼウスビスティーとの差を詰めていました。上がり37.4秒はゼウスビスティーと同じ上がり時計。
4歳馬で、比較的眺めの距離を使ってきた馬ですが、1200ｍの方が末が安定していて。

☆4.6.7.10
4.バハマフレイバーの前走は10ヶ月半の休み明け。プラス20キロは減らしていた分が戻ったのもあるでしょう。外2番手から直線先頭に立ちましたが、ゼウスビスティーに交わされて、最後にマイベネラブルにも捕まりました。叩き2戦目でどこまで。
6.サポーズドトゥキルの前走はハナへ。バハマフレイバーにマークされる形に。600ｍ通過は36.3秒だから楽だったはずですが、マークされた分、厳しかったか。もっと走れるはずの馬。今回はバハマフレイバーの外で。
7.コスモルージュは休み明けから1分14秒台前半で走れていますが、2戦とも終いに甘くなっています。力上位で、人気妥当。
10.ヨルノテイオーの前走は1000ｍがやや忙しかったように思いますが、1.01.0なら好時計。1200ｍの前々走は不良馬場で、時計の出る馬場コンディション。普段は外枠有利な船橋ですが、この時はもう少しロスなく立ち回りたかったか。時計はもう少し掛かった方が良いでしょう。その点、良馬場で改めて。

L2は後半2F・ラスト2Fを意味しています（Lはラストの「L」になります）。2Fまとめて24.0秒などと記すこともあれば、12.0-12.0のように1F毎に記す場合もあります。L5やL4も同様です。