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　◎キャンドルマスの前走は不良馬場の小倉ダート1000mと、圧倒的に前が強い設定。1～3着が3角1、2、4番手の決着で時計もレコードに0秒4差の57秒2と速かった。この状況での出遅れ(気を使いやすい①番枠も影響したと解釈)が痛恨。ロスを抑えた進路取りとはいえ、極限に近い上がり3F34秒１で詰めていたように、スタートさえ違えばかなりいいレースができていたのではないか。
　当時が馬装を変えて臨んだ一戦。ブリンカーを外してクロス鼻革を着用した装備に効果が感じられ(今回も同様かパドックで確認はしたい)、出遅れを除いた道中の操縦性と集中力が向上していた。前進あるのみ。
　○シリウスの近2戦は馬券を買っていてフラストレーションがたまるレース運び。前走はハナに行ける初速ながら内の馬に譲り、その馬の内からさらに主張した馬が結局逃げて3番手外の形に。立ち回りが悪かったうえに直線は馬に遊ばれていた。2走前3着も3～4角が内から4列目とロスが大きかった。鞍上強化、松山Jの手綱で改めて注目したい。▲ゼンカイパイロは圧勝の初Vからもポテンシャルは高いが、当時が16番枠。内枠2番が鍵にはなる。近2戦が不完全燃焼の△フェリーニも有力だ。