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　◎ガビーズブラザーと○ラファルの2強ムードだが、◎が断然上との感触。同じ週の阪神ダート1400mでともに2着、タイム面も同程度だが、レースの中身は◎の方が明らかに上だった。発馬ひと息の形から、勝負どころでは好位まで挽回。リズムが整ったのがスタートから500mを過ぎたあたりからだったが、そこからの雰囲気と走りは、未勝利は難なく勝ち上がれるレベルのもの。初出走の勝ち馬が想像以上に強かったことで２着だった。スタートの遅さはまだ残りそうだが、11番枠なら内枠の前回よりレースも組み立てやすいはず。姉はカペラSを制し、2月サウジアラビアのリヤドダートスプリントでも3着と奮闘したガビーズシスター。血の裏付けもある。
　○ラファルもケチをつけるところはなく、逃げ切りを許した前走は結果的に脚をためすぎた形になった。序盤でリズムを欠いたことで後方からになったが、追い込みにこだわる必要はないタイプだ。▲テーオーノーベルは母父イントゥミスチーフ、祖母の父がタピットと母系はアメリカの本格派。新馬戦2着と能力があることは示しており、ダート変わりでの怖さがある。