netkeiba

　11頭立て＆前走で逃げている馬がゼロ。◎アドバンスファラオにとっては、相当にいい条件設定となった。
　1分21秒7(重)の好時計で逃げ切った4走前(テイエムリステットにV)が示すように、スピードと粘り腰が持ち味。続くながつきSでは昇級＆1200mの流れに対応して3着と、オープンでも能力が通用することを示している。
　スタートでつまずいて最後方からになった２走前12着は、分かりやすく参考外でＯＫ。前走8着は同型がそろった一戦で大外枠もマイナスに作用。ハイペースを内から3列目の外先行と形が厳しく、冬場の2カ月ぶりでプラス14キロと若干重めが残ったきらいもあった。スタートさえ決まれば大きく巻き返してくる。
　○テイエムリステットは好位の外が最も高いパフォーマンスを出せるポジション。ハナだとひと息、内でもまれた前走はさらに形が悪く、東京が合うイメージもなかった。今回はいい形で運べる公算が大きい。▲ヤマニンウルスの地力にも当然注意が必要。前走の小倉大賞典は賞金不足で狙ったレースに使えないなか、苦しいレース選択。それでも重たい斤量がスピード能力にあまり影響しない感触は得られた。1400m＆59キロに対応できる。