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　ジュタ。
　初めて買う馬。
　ドゥラメンテ産駒の、牡馬。
　良駒に見える。

　ホープフルSのレースぶりを見て、復帰戦を待っていた。２０２３年、１戦１勝からのホープフルSの５着馬「ミスタージーティー感」はある。ただ、ミスタージーティーとは違い、ジュタの方が左回りの経験値もあり競馬のスタイルも確立されている。重賞（ミスタージーティーは共同通信杯で大敗していた。）ではなく、今回はオープン特別である。

　２０２３年、１戦１勝からのホープフルSの４着馬「アドミラルシップ感」もあるが、この馬もゴールドシップ産駒でコースを選ぶタイプ。２０２４年のホープフルSはファウストラーゼンの大マクリがハマる展開の中、綺麗に中団差しができており、内容がよかった。この２頭の時とは少し違い、ジュタは素材がよく、オープン特別なら好走可能と見る。

　エビデンスは、ホープフルS３着→若駒S１着と走ったことがある、３歳時のサンライズジパング。この時に似ているだろうか。

　鞍上は、坂井瑠騎手。
　前走と同じような競馬をしたい。左回りの東京でも勝っている馬。中京もでも特に問題はない。５番手前後で流れに乗れると思う。キッチリとそういう競馬に仕立ててもらいたい。

　相手を少し、見渡してみる。
　２戦２勝のミッキーゴールド。中京の馬場でも不利を跳ねのけて勝っており、これが強敵になりそうだ。

＜本島修司の競馬分析ワード＞

【馬単位】：2008年に本島が発案した概念。一般的な「このレース、どの馬が来るか」ではなく「この馬、どのレースなら来るか」という見方に切り替えること。馬１頭と真摯に向き合うための概念。

【良駒】：その種牡馬の「産駒らしさ」が濃く出ている馬。『信頼性』が見込め、『ポテンシャルの高さ』を測る目安のひとつにもなる。

【エビデンス】：本来は「根拠」という意味の言葉だが、似ているパターンや、似ている状況で「必然の好走が出来た過去の事例がある」という意味で使用している。