1コマサンブラック(5人気) | |
2ギンジ(3人気) | |
8ゴールドハンター(2人気) | |
4ヘッチャラ(1人気) |
【ご注意】予想の転載はお控えください
券種・買い目 | 組み合わせ・点数 |
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馬連通常 |
1-2
3,000円
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馬連フォーメーション |
4通り
各1,000円
払い戻し1-4:1,000円x12.8倍=12,800円
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3連単フォーメーション |
12通り
各200円
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3連単フォーメーション |
4通り
各100円
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3連単フォーメーション |
2通り
各100円
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合計 | 10,000円 |
払い戻し金額 | 12,800円 |
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収支 | +2,800円 |
着順 | 印 | 馬番 | 馬名 | 人気 |
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1 | 4 | ヘッチャラ | 1人気 | |
2 | 1 | コマサンブラック | 5人気 | |
3 | 3 | カイセドクター | 6人気 |
ばんえい競馬において、運ぶ荷物のレベルは競走の根幹にして、競走の性質を決める最も大きなファクターだ。分かってはいても、馬柱に落とし込まれてしまうと、この大切な事実は見落とされがちでもある。
そこが端的に利いてくるのがこの番組。BGⅠの中でも、ばんえい記念に次いで重量戦として格式高い帯広記念を闘ったコマサンブラックと、軽量スピード勝負の”色物番組”である年末の地吹雪賞を経てきた馬が750kg前後という、この時期にしては通常の重量帯で争う。
地吹雪賞は荷物が500kgという軽量で、走破時計が勝ち馬のマジックサファイアで48秒6と破格であることからも分かるように、2障害の突破というばんえい競馬の醍醐味をかなり削いで、スピード比べに振り切った競走だ。馬場水分は1.2%とかなり重い部類ではあったが、ほとんど影響していない。750kg前後の荷物で争われる今回とはまったく別の種目である。ちょうどサラブレッド競馬で平地芝と障害戦の成績を着順同士で比べるのがナンセンスであるように、今回の地吹雪賞組の地吹雪賞での成績と、帯広記念や700kg超の荷物を運んだその他オープンの番組での成績を着順同士で比べるのはナンセンスだから注意が必要だ。
中心はコマサンブラック。帯広記念は2障害にたどり着くのも苦労するほど890kgの荷物に手間取ったが、800kgを下回る荷物に関しては790kgだった2023年ウイナーズC2着があるほか、オープン勝ちも複数。1年以上、勝ち星からは遠ざかっているものの、さすがに今回は家賃が安く、十分に勝機が狙える。
ニューイヤーCを勝ちきったギンジも状態高め安定だろう。ローテとしては2走前の地吹雪賞がほとんど使い減りしない番組だったため、実質としては12月9日から1カ月空けた前走を勝って続戦という形にも受け取れる。
ヘッチャラは馬体重が1100kgを超えていて、重量戦に有利な体つきをしている。体重が重ければ、その分、他の質点(ばんえい競馬においては主に荷物)に力を作用させたとき、運動量保存則によって、質点を動かすための効率が向上する。前走は2障害のアタックで後手を踏んだが、仕掛けのタイミングひとつで勝ち負けに加わってくる。