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◎エストゥペンダ

2・3走前は共にスローペースで折り合いを欠いていたし、前が有利な展開になって脚は使ったが届かない競馬だった。前走はペースが比較的流れたことで折り合いを我慢して進めることができ、最後はしっかり外から差し切って勝利。4着馬が既に2勝しているように相手も悪くなかった。

これまで直線が長い東京や新潟で脚を溜める競馬をしてきたが、折り合い面を考えればペースが流れる舞台の方が合っていそう。ほぼ1勝クラスのメンバーの今回は十分チャンスあっていい。

〇ティラトーレ

前走のひいらぎ賞は好位につけたが終始4頭分外を回る競馬に。2歳レコードが記録されたように馬場も速かったし道中一貫して流れていたので外を回すロスは大きかったし、それでもこれだけやれるのだから力はある。

前走の上位2頭は同週の朝日杯に出走していたら勝っていたんじゃないかと思うくらいの馬だし、外を回しての4着は高く評価できる。牝馬同士の今回は順当に上位争いになる。

▲マイスターヴェルク

2走前の新馬戦は好位集団で追走して直線はじりじりと脚を伸ばして粘り3着。勝ち馬がジュニアCを勝利したファンダム、2着が今回抽選落ちも出走叶えば一番人気確実だったシホリーンだったので相手が強かっただけ。前走は番手追走で終始手応えが良く、早め先頭で抜け出してからはフワフワしていて力が違う勝ち方だった。

前走はローカルの牝馬限定戦だったとはいえメンバーは悪くなかったし、ドレフォン産駒らしく使って良くなっている印象。今回もさらに上積みがありそうだし、シホリーンがいないメンバーなら素直に上位。

△ホウオウガイア

2走前の新馬戦は中団からコーナー外を押し上げて楽に4角先頭に立ち、直線は耳を立てながらで余力あり力が抜けていた。前走の百日草特別は最初のコーナーに入るところで前の馬に寄られて躓くロスあり。直線一度抜け出しながら差し替えされたのはそこでのロスも影響していたかも。

前走は同日未勝利戦と比べて2秒以上遅いペースで上がりは大して変わらずとレベルは高くないだろうが、シルバーステート牝駒らしく前向きで使える脚が短そうなので小回り向きな感じがしていて中山替わりと距離短縮は大きくプラスだし、今回のメンバーなら。

消ジャルディニエ

前走の阪神JFは内枠から出たなりで控えて後方追走から、じりじりと自分の脚は使ったが前とは差があった。ペース流れて差し馬に有利だったので現状の力は出した印象。

2走前もかなり低レベル戦だったし、格下げ戦で人気するなら評価は下げたい。

【他有力馬見解】

レイユール

2走前の新馬戦は中団追走からコーナーで内をじりじりと押し上げるロスのない競馬ができたとはいえ、直線は一頭脚が違い快勝だった。上がりのラップについては直線強い追い風で眉唾ものだし、2着以下のレベルは高くなかった。前走の赤松賞は出遅れて後方追走になり内で溜めて直線外からじりじりと追い込んできて2着。前日の古馬1勝クラスとほぼ同レベルだったので悪くないが、メンバーレベルは高くなかった。

前走時416キロと小柄な馬で、直線が長い東京より中山の方がいいのは確かだろう。ただ追い風恩恵があった中山の新馬戦の内容が評価されるなら高い評価はできない。

エリカエクスプレス

前走の新馬戦は逃げてそれなりにペースを流して行き、4コーナーから直線は物見して外に膨れながらステッキ入れることなく逃げ切り。余力はありそうだったし、良馬場を除く同コース新馬戦では最速の勝ち時計とタイムの裏付けもある。

ただ、加減速少なく一貫したラップ構成で時計が出やすいのは確かだったし、2着以下もまだ勝ち上がっていない。時計ほどのレベルにあるかは疑問で、何よりもエピファネイア産駒で前進気勢を活かして初戦走ってきた馬の2戦目は懐疑的に見たい。

【買い目】

単勝◎　馬単・馬連・ワイド・三連複◎→○▲△

◆消印について
　単勝オッズ10倍以下になる見込みで、期待値が低いと判断した馬となります。
　※買い目構成の便宜上、消馬にも印が入る場合があります。

・2023年〜2024年5月までの消印成績
　[ 246 - 239 - 226 - 1509 ]
　勝率　11%
　複率　32%
　単回　57%
　複回　61%