山崎エリカの予想

11R
川崎マイラーズ重賞
1月3日(金) 16:35 川崎 ダ1600m
予想印
3ギャルダル(4人気)
8コンシリエーレ(3人気)
2アランバローズ(1人気)
4ムエックス(2人気)
6オメガレインボー(8人気)
9デュードヴァン(5人気)
11リンゾウチャネル(7人気)

【ご注意】予想の転載はお控えください

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝通常
3
5,000円 払い戻し:5,000円x2.4倍=12,000円
馬連流し
3
相手
28
2通り 各1,600円
馬連流し
3
相手
4
1通り 各1,200円 払い戻し3-4:1,200円x13.1倍=15,720円
馬連流し
3
相手
6911
3通り 各200円
合計 10,000円
払い戻し・収支
払い戻し金額 27,720円
収支 +17,720円
レース結果
着順 馬番 馬名 人気
1 4 ムエックス 2人気
2 3 ギャルダル 4人気
3 11 リンゾウチャネル 7人気

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見解

新年早々、好配当を狙います

■アランバローズの単騎逃げ濃厚の組み合わせ

 ここは(2)アランバローズの単騎逃げ濃厚の組み合わせだ。また同馬は、2020年に全日本2歳優駿や昨年1月の多摩川OP、そして前走のスパーキングマイラーズチャレンジ(川崎マイラーズTR)で5馬身差以上も圧勝しているように川崎1600mが得意でもある。

 しかし、全日本2歳優駿や多摩川OP圧勝後の次走では、行きっぷりが悪く逃げられずに9着、3着に敗れている。特に逃げて圧勝は消耗度が高く、次走でダメージが出ることが多い。

 今回は2番枠に恵まれすんなり先手を主張する可能性が高いが、前走、大差勝ち後となると人気にもなるし、不安もある。よって、同馬は▲評価とし、新年早々、好配当を狙います。


■有力馬と評価ポイント

◎ (3)ギャルダル

 2023年1月と2月に川崎1600mの大師OPと多摩川OPを連勝。続く大井1400mのフジノウェーブ記念で初重賞制覇を達成。昨年は2月の川崎マイラーズCで2着し、次走のフジノウェーブ記念で二連覇目を果たすと、その後はスプリント路線を中心に使われた。

 休養明けの2走前の東京盃は7着。2走前は9番枠からまずまずのスタートを切り、好位の中目5番手を追走。3~4角でじわっと前との差を詰めて、4角出口で外に誘導しながら追われ、直線序盤でも好位の外5番手を維持していたが、ラスト1Fで苦しくなり、外から2頭に差されて7着だった。

 2走前は内が圧倒的に有利な馬場で、エンテレケイアが逃げて前後半3F34秒2-37秒1のかなりのハイペース。好位の中目から最後の直線で外と勝ちに行く競馬で、大崩れしなかったことは評価できる。

 また本馬は1400m~1600mがベストで、1200mはやや距離が短い。前走のトパーズSは、休養明けの2走前に体を絞って好走した後の楽をさせた一戦。イグザルトに5馬身も離される結果になったが、ここでの変わり身に期待したい。


○ (8)コンシリエーレ

 中央所属時代は東京ダ1600mで2勝クラスから3連勝目で、リステッド競走のオアシスSを勝利した馬。前記の2023年のオアシスSでは11番枠から五分のスタートを切ったが最序盤で置かれ、二の脚で好位の外まで挽回する形。

 3~4角の外から進出して4角出口で先頭列に並びかけると、そこからしぶとく伸びてラスト2Fで先頭。ラスト1Fで甘くなって内と外から差し、追込馬に迫られたが、何とか接戦をクビ差で凌いだ。

 しかし、このレースはタフなダートで前半4F47秒1-後半4F49秒2のかなりのハイペース。3、4角でロスを作っての先行策で押し切った内容は高評価できる。当時の能力を出し切られたら、ここは勝ち負けになるだろう。

 次走のさきたま杯では5着敗退。ここでは休養明けのオアシスSで自己最高指数を記録した後の疲れ残りの一戦で、5番枠から出遅れ、そこから好位の中目まで挽回していく形。結果、最後の直線で苦しくなって伸びあぐねた。

 本馬は昨年2月に中央のOP・バレンタインSに出走予定だったが、ここでは左前肢跛行で取消。その後、ノドを手術して11ヵ月の休養明けでここ出走となる。追い切りの動きは良いが、いきなり能力全開となるかは「?」。よって、対抗評価に止めた。


▲ (2)アランバローズ

 2020年に全日本2歳優駿を逃げて5馬身差で圧勝した馬。本馬は2021年のオーバルスプリントでも3着の実績があるが、無理なく主導権が握れるマイルがベスト。実際に前走の川崎1600mのスパーキングマイラーズチャレンジ(川崎マイラーズTR)では大差勝ちしている。

 前走の川崎マイラーズTRは、9番枠から好スタートを切り、押してハナを主張し、主導権を握った。向上面序盤で2番手と1馬身ほど差を、3角で3馬身差。3~4角でさらに差を広げて5馬身ほど。最後の直線では後続を引き離す一方で、2着ゴールドレガシーに2.5秒も差をつける大差勝ちだった。

 前走は向上面からペースをアップしての大差勝ちで強いの一言。本馬はきついコーナーの3角、4角で息を入れられる川崎1600mが合っているのだろう。今回は2番枠と前走時よりも内枠に入り、枠にも恵まれた。さらにここもハナを狙える組み合わせである。

 こうなると本馬を狙う一手のようにも感じるが、前記の全日本2歳優駿や昨年1月の多摩川OP(川崎ダ1600m)圧勝後の次走では行きっぷりが悪く、逃げられずに9着、3着に敗れている。特に逃げて圧勝は消耗度が高く、次走でダメージが出ることが多い。よって、前走圧勝で人気するここは評価を下げたい。


注 (4)ムエックス

 中央所属時代は阪神ダ1800mで未勝利から3連勝し、準オープンで頭打ちだったが、2023年12月に船橋に移籍するとB2B3の2200mを勝利。そこから徐々に距離を短くし、8走前のB1B2の大井1600m戦を勝利すると、そこから7連勝で2走前のマイルグランプリTRを制した。

 2走前は8番枠から五分のスタートを切り、前3頭から離れた中団中目を追走。3~4角の外から一気に押し上げて、2列目の外で直線へ。序盤で早々と先頭に立つと、ラスト1Fで一気に差を広げて4馬身差で完勝した。

 2走前は3走前にサマーナイト賞で半馬身差だったゴールドレガシーとの差を4馬身まで広げており、完勝だった。前走はJBCの前哨戦ウィークで、この週は馬場は軽かったにせよ、1分40秒0というサンタアニタTよりも0.7秒速いタイムでの勝利。

 前走のマイルGPは前有利の展開を中団中目で進め、最後の直線でスマイルウィとの差が詰まらずの1馬身1/4馬身差の2着と完敗。ここでは前に行けない弱みが出てしまった。今回も前走同様▲(2)アランバローズの平均ペース前後での逃げが濃厚だけに、ここも展開に恵まれない可能性が高い。


△ (6)オメガレインボー

 2021年のエルムSの2着馬。同レースでは13番枠から五分のスタートを切って、コントロールしながら中団やや後方から馬群の中に入れていく形。道中も中団のやや後ろで前のスペースを維持して3角へ。

 3角でソリストサンダーの後ろから追い上げたが、同馬の手応えが悪く、その外から仕掛けざるを得ない形。4角でも外々から押し上げて2列目で直線へ。序盤で内のスワーヴアラミスとともに先頭列を飲み込んだが、ラスト1Fで同馬に前に出られて半馬身差で敗れた。

 オメガレインボーはデビュー当初は先行馬だったが、2020年の武蔵野Sで大敗したことなどがキッカケで差しにシフトし、その後のダートグレードで活躍。前記のエルムSの他、ダートグレードで3着4回の実績がある。

 本馬は浦和移籍後は短距離路線を使われ、今年2月のフジノウェーブ記念は外差し有利の馬場を内枠から先行して2着。4走前のオグリキャップ記念でも、今年の黒船賞2着のヘルシャフト、3着のタイガーインディを相手に2番手から4角先頭の競馬でクビ+アタマ差の3着に善戦している。

 4走前のさきたま杯は逃げた▲(2)アランバローズが大差の最下位に敗れるオーバーペースを追い駆けたために8着に敗れたが、3走前のサンタアニタTでは3着。ここではハイペースの2番手で進めて、最後の直線序盤でいったん先頭に立ったものの、ラスト1Fで甘くなって3着に敗れた。ここも4走前から1Fの距離延長だったことを考えれば、悪い内容ではない。

 前走のゴールドCでは◎を打ったが、前走は10番枠から五分のスタートを切ったが、スマイルウィが3番手に控えたことでペースが上がらず、道中1~5番手で進めた馬が上位5頭を占める決着。鞍上はペースが上がると読んで、後方3番手の最内で待機していたが、これが裏目で3~4角でつつかれ、最後の直線で前が壁になり追えなくなる不利があった。ここでの巻き返しは警戒しておきたい。


△ (9)デュードヴァン

 2022年夏のOP・阿蘇S(小倉ダ1700m)の勝ち馬。この阿蘇Sは逃げ馬不在。8番枠から五分のスタートを切り、内からハナを主張したスナ―クスターを制してハナへ。先頭に立ってかなりペースを落とすと、向上面半ばでアッシェンプッテルが並びかけてくる。

 それに抵抗してペースを引き上げ、最後の直線序盤では同馬とのマッチレースに。ラスト1Fで何とかアッシェンプッテルを競り落として1馬身差で勝利した。

 その次走の武蔵野Sで10着に大敗すると大井に移籍し、2023年は川崎マイラーズC3着、マイルGP3着の実績。昨年は1月の川崎イラーズで初重賞制覇を達成すると、7月のサンタアニタTも勝利した。

 昨年の川崎マイラーズC、サンタアニタTを勝利ともにかなりのハイペースで外差し有利の馬場に恵まれての勝利だったが、今回はフラットな馬場でコース形態上で内が有利。また展開に恵まれるかも微妙だが、近2走で凡退からの立て直し効果は見込める。


△ (11)リンゾウチャネル

 道営三冠馬。南関東では重賞勝ちこそないが、1600m~1800mの重賞で2着の実績馬。また2023年5月のマイラーズC以降はマイル路線を主体に使われているが、ベストは1800mで2021年の報知グランプリでは強豪相手に2着に健闘している。

 前記の報知グランプリでは3番枠から好スタートを切り、外からハナを主張するサルサディオーネを行かせてその2番手を追走。向上面でも同馬の外で我慢し、3~4角で手応え良くサルサディオーネに並びかけ、直線序盤で同馬とのマッチレースに。それを制してラスト1Fで甘くなったところを、外から(10)ゴールドホイヤーに差されての1馬身半差だった。

 ただし、3走前のスパーキングサマーCでも3着の実績があるように、マイルも悪くない。3走前はスマイルウィの調子がひと息で逃げる▲(2)アランバローズを追い駆けなかったが、アランバローズが掛かって逃げたために、結果的にラスト1F14秒0も要すかなりのハイペース。2列目の最内から最後の直線で早め2番手に上がったために、ラスト1Fでフォーヴィスムに捉え切られ、突き放されてしまう結果となった。

 本馬はそれなりに強いのに鞍上に早仕掛けをされ、終いが甘くなってしまう馬だが、前有利の展開になればチャンスがありそうだ。

公開日時:2025/01/03 15:57

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